【SEO対策】企業のホームページで作成すべきWebコンテンツとは?
企業ホームページを集客方法で分類すると、大きく2つに分けることが出来ます。
- オンライン集客を目指すサイト
- オフライン集客を目指すサイト
この記事は(1)の、オンライン集客を目指すホームページに関してご説明します。
- 商圏が全国規模、または広範囲
- 取り扱い商材がネット販売と好相性
- 地方発送、またはダウンロード販売など対応可能
こういった業種の企業様の場合、多くの見込み客にオフラインで繋がりを持とうとするのは無謀。
御社の商品や、御社の商品がカバーするジャンルに興味のある方を、ホームページを活用してオンライン集客するべきです。
具体的に何をすれば、見込み客の集客ができるのでしょうか?
参考情報、盛りだくさんでお伝えします。
良質なWebコンテンツがあるサイトを企業が持つメリット
結論から申し上げますと、良質なコンテンツがあるホームページには、見込み客をオンライン集客する力があります。
良質なWebコンテンツがあるサイトを企業が持つメリットとは、集客力を得ることに他なりません。
ではなぜ、良質なWebコンテンツが自社サイトの集客力を高めてくれるかを見てみましょう。
検索エンジン経由(SEO対策)でのアクセスを増やせる
オンライン集客の中でも最大の柱となるのが、検索エンジン経由のもの。
検索エンジン経由の集客を最大化するために必要なことは何か?
端的に言ってしまえば、御社の商品に繋がるキーワードの検索結果に、御社の記事を上位表示させ、クリックしてもらいホームページへ誘導すること。
ほとんどの検索者は、検索結果1ページ目の上位表示サイトにか訪問しないのです。
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン(Search Engine)最適化(Optimization)を表す言葉。
自社サイトの記事を、検索エンジンで上位表示させるための施策全般をあらわしています。
SEOの初期は検索エンジンの精度も低かったため、大量の自演リンクや、不自然なキーワード多用記事などが横行していました。
ですが、多数のアップデートを重ねた検索エンジンには、そのようなインチキは通用しなくなりました。
Google社の技術進歩により、検索キーワードで求められる情報が掲載され、訪問者の満足度の高いページをピックアップ出来るようになってきました。
つまり良質なWebコンテンツがあれば、自然に関連キーワードの検索結果に上位表示され、結果として検索サイト流入が増えるということ。
関連キーワードで検索する訪問者は、かなり濃い見込み客。
これは何としても、良質なコンテンツを準備したいところですね。
ちなみに広告を出すことでホームページに誘導する方法もあります。広告は短期的な集客には効果的ですが、継続的に費用が発生するのがネック。一方で良質なコンテンツを準備して、検索エンジンに評価してもらうには、広告よりも時間はかかりますが、会社の資産になります。うまく使い分けたいところですね。
SNSで拡散されやすい
特に若年層においては、検索サイト以上に情報収集に使われるのがSNS。
そこで情報が拡散され、自社商品の認知度が上がったり話題になったりすれば、自ずと自社サイトへの訪問者は増えていきます。
情報が拡散されるというのは、どういう状況を指すのか?
Twitterで言うと、
- まず誰かが、御社サイトの記事を有益と感じ、ツイートする
- そのツイートを見た第三者も有益であると認め、リツイートする
という感じになります。
ちなみにリツイートとは、Aさんの呟きを、Bさんが呟き直すこと。
これで情報が、Aさんのフォロワーだけでなく、Bさんのフォロワーにも届くようになります。
どうすればツイートされ、さらにリツイートまでされるのか?
答えはもちろん、良質なコンテンツの存在のみ。
特に悩みや不便の解消に繋がるようなコンテンツ、または商品の情報は拡散されやすいようです。
会社のブランディングに効果的
自社商品やサービスを購入して頂くために必須なのが、ユーザーから御社への信頼感。
その信頼感を高める施策であるブランディングにも、良質なコンテンツが果たす役割は少なくありません。
御社と同じような商品、サービスを展開するライバル企業は数多く存在します。
当然のようにユーザーは、それぞれの企業サイトを見比べ、利用先を検討することでしょう。
その際に力を発揮するのが、良質なコンテンツです。
例えば自社醸造のワインを販売する会社さんのサイトで考えてみましょう。
- A社のサイト:商品ページをただ並べているだけ
- B社のサイト:商品ページに詳細な味わいの説明、製法の説明を掲載
- C社のサイト:商品ページ以外にも、ワインの知識、ワインに合うおつまみ・料理レシピなど、情報が盛りだくさんで、随時記事更新
ブランディングとして成功しているのがC社であることは間違いありません。
『これだけの知識や情報を知っているのだから、良いワイン会社なんだろう』
訪問者さんにそう思って頂けることでしょう。
会社のブランディングが固まれば、お客様のリピーター化も強力に後押ししてくれます。
メルマガ登録やライン公式アカウントに登録してもらいやすくもなるでしょう。
新商品やキャンペーンの案内を適度に流すことで、ずっとお付き合い出来るお客様になってくれると良いですね。
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングという言葉を聞かれたことはあるでしょうか?
簡単にご説明を。
- 自社サイトに良質なコンテンツを配置し、さらに継続して追加コンテンツを投入
- SEO、SNSなどのチャンネルから、見込み客を集める
- 自社サイト内のコンテンツによって、見込み客を購入者へ教育
コンテンツマーケティングのメリットは、まだまだ購入意思の薄い潜在顧客も取り込める点にあります。
ニーズが顕在化していない潜在顧客に対しては、様々な記事コンテンツを準備することで、それぞれの段階に合わせた対応を実施。
あとは段階的に色々な記事コンテンツに触れてもらい、訪問者との関係性を強化していきます。
「なんとなく興味を持っていた」レベルから、「買うんだったらこのサイトかな?」、「この商品は絶対に欲しい!」と徐々にステップアップ。
潜在顧客を、ただの購入者ではなく、リピーターまで育てて行こうというのが、コンテンツマーケティングなのです。
SEOを中心に企業サイトを作るお考えなら、絶対に実現したいマーケティングですね。
企業のホームページに必要なWebコンテンツとは?
企業ホームページに良質なコンテンツが必要なことは、お分かり頂けたと思います。
ですが、ひと口に『良質』と言っても、どんなコンテンツが『良質』と呼べるものなのか?
いまいちピンと来ないかも知れませんね。
前提として念頭に置いて頂きたいのは、『良質なコンテンツ』の主役は文章(テキスト)だということ。
検索エンジンは、画像や動画の内容を理解することが出来ません。
極端な例ですが、テキストが全く無いサイトは、検索結果ページでは表示されないのです。
当然ですが、画像や動画が必要ない、ということではありません。
テキストコンテンツをしっかり充実させたうえで、プラスアルファとして画像や動画もご用意を。
これらを前提として、企業ホームページに必要なコンテンツについて考えてみましょう。
商品・サービスページの充実
まず何をおいても充実させなければならないのが、商品・サービスページです。
見込み客が欲しがっているのは、御社の商品・サービスについての情報です。
商材によって必要とされる情報は異なりますが、購入にあたってユーザーが事前に欲しい情報を全て掲載させましょう。
Webサイトなのですから、スペースを気にする必要はありません。
1ページに収まらなければ、別ページを使っても構いません。
形のある商品であれば、大きさ、重さなどの基礎情報はしっかりと伝えなければなりません。
スペック値を載せれば良い、とは限りません。
結果としてサイト訪問者に伝わらなければ、書いていないのと同じです。
使用時に作業音が発生するものなどは、事前に十分な説明が必要です。
コンサルタントを伴うサービスを提供するなら、回数や範囲も明確にすべきでしょう。
御社で扱う商品・サービスについて必要な情報を立体的に洗い出し、全てをテキスト化して掲載して下さい。
そのうえで、必要な画像や動画をプラスしていく考え方です。
顧客が知りたい情報の発信
正確に表現すると、『顧客が知りたい(御社商品・サービスの購入に結びつくような)情報』を発信しなければなりません。関係のない情報を発信しても意味がないのです。
商品・サービスに直接関わる情報は、全て商品ページに掲載します。
ここでは、御社商品・サービスの利用者が読みたい情報を発信していきしょう。
例えば、オーダー家具を通販で販売する企業様のサイトはどうか。
オーダー家具は、形やサイズが、使用する部屋や家族構成、使い方などに100%合致するものを購入出来ます。
部屋とのマッチングを考えるうえで、素材である木材や塗装、仕上げも選択出来るもの大きなメリット。
飲食店さんなどで使用する家具については、さらにオーダー需要は高まりますよね。
このようにメリットの多いオーダー家具ですが、サイト訪問者には心理的ブロックが少なからず存在します。
- 「家具量販店で既製品を購入した方が間違いなく安いんだよね・・・」
- 「ちゃんとした会社かどうか、不安だなぁ・・・」
- 「購入するとして、どんな流れで作っていくんだろう?」
- 「届いた家具に凹みがあったりしたらどうすれば?」
- 「テーブルを玄関で引き渡されても、ダイニングまで運べそうにない・・・」
オーダー家具を購入したいのに、何らかの理由でためらいがある。
そんなお客様の背中を、優しく押して差し上げる記事、安心してもらえる記事が必要です。
このような不安要素を取り除く記事は、真っ先に準備しなければなりません。
御社の方で、トラブル時の対処法が定まっていなければ、早急にルールの取り決めと名文化を進めるのです。
さらに、お客様が想像していないような形状のオーダーが出来ることをお伝えする記事。
オーダー家具があることで得られる、ワンランク上の日常生活に関する記事。
よくある質問・相談をまとめた記事。
その他、必要な記事はいくらでも出てくるはずです。
このコンテンツで重要なポイントは、継続。
最初にドンと出して終わり、ではSEO上の強みにはなり得ません。
継続的に、商品・サービスに関連したキーワードを元に、有益な記事を更新していく。
とはいえ、御社内だけで処理するのは難しいところもあるかもしれません。
このコンテンツについては、外部業者に外注するのも一つです。
社内スタッフで無くとも書ける、外注可能な有益記事だけでも、いくらでも制作可能です。
自社で頑張るべきところ、外注で補うべきところ、メリハリをつけて進めていきましょう。
会社概要
「何となく入れるつもりだけど、ココ見る人いるの?」
と、お考えの方もいらっしゃるかも知れませんね。
確かにアマゾンや楽天を利用する際、会社概要を見る人はあまりいないでしょう。
ですが超大手サイト以外の利用や、商品が高額である場合、利用するのが企業ユーザーであったりなどでは、会社概要を見ることが多いです。中小企業、個人事業主の場合は必須と言っても過言ではありません。
お客様の、御社が信用に値するかを見極めたい気持ちに、全面的に答えなければなりませんね。
作り方としては、まずは基礎情報から。
- 法人名(商号・屋号)
- 代表者名
- 設立年月日
- 事業内容
- 住所・電話番号
- メールアドレス
- SNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)、他のサイトのアドレス(あれば)
- 許可・登録・免許(必要に応じ)
- 実店舗情報(あれば)
何となく作る会社概要は、これで終わりかも知れません。
が、これだけではお客様からビジネス上の信用を得る努力としては不十分です。
- 代表の顔写真
- 代表による挨拶
- 社屋の写真
- 実店舗写真(あれば)
- 製造現場写真(あれば)
- 製造(サービス)責任者挨拶
なども併せて掲載することで、より信頼感が醸成されることが期待出来ます。
もちろん御社ならではの項目があれば、ドンドン追加しアピールしましょう。
競合他社の会社概要もぜひご覧になってみてください。参考にできる点などあるかと思います。
スタッフブログ・製造日記など
これらを掲載すれば、非常に強いコンテンツになることは間違いありません。
御社への信頼感は大きくアップするうえに、親しみももって頂けることでしょう。
スタッフさんが常日頃、どれだけ親身にユーザーのために頑張っているかを紹介することが出来ます。
新商品が企画から試作、試行錯誤を経て販売されるまでを日記で追ったお客様の購入率は、相当高くなるでしょう。
イケメンスタッフには、わざわざ会いに来るファンも出来るかも知れません。
ただし、このコンテンツにも難しいポイントがあります。
全ては、きちんと更新できてこそ、の話だということ。
ブログを書けと言われても、スタッフさんとしては日々繰り返し行うお仕事である、ということは事実。
あまりにも日常過ぎて、「書くことなんて、そうそう毎日ありませんよ!」となりがち。
また記事を書く時間を、日々の業務の中でどうやって捻出するのか?
も、なかなか難題です。
しかも、このコンテンツは外注化のハードルが非常に高いです。
よほど丁寧なヒアリングをしてくれる業者でなければ、ウソっぽい記事になってしまうでしょう。
それゆえ、特に少人数で運営されている企業様では運用が難しく、きちんとやられているところは少ないようです。
もう、お分かりですね。
結論としては、何としても頑張ってコンテンツとして成立させれば、効果がスゴイ!ということです。
集客に強い「New Standard」とは
ここまで企業サイトにおける良質なコンテンツについてお話してまいりましたが、いかがだったでしょうか?
検索サイトを経由して集客するために、コンテンツがいかに重要なものかがご理解頂けたと思います。
ですが、集客力はコンテンツだけで決まるものではありません。
たとえ同じ内容でサイトを作ったとしても、結果として集客力に違いが出てしまう事実をご存知でしょうか?
原因は、WordPressのテーマ。
SEO的に強力なサイトを作るためには、日々新しい記事を更新しなければなりません。
外注先に委託してしまうのも、もちろん有効ではあります。
ですが、御社スタッフでなければ書けない記事は、信頼感・親しみ醸成に欠かすことが出来ません。
日常的に社内で記事を作成・更新するためには、どなたにも使いやすいWordPressでサイトを作るのがマスト。
そこで気をつけたいのがテーマの選び方。
WordPressはコア部分のプログラムは無料でインストールすることが出来ます。
ただ、WordPressは「テーマ」を必ず一つ選んで使用することを前提としたプログラム。
「テーマ」とは、サイトのデザインや機能を提供するプログラム。
テーマによって作れるサイトの外観は大きくことなります。
個人ブログ風、写真ギャラリー風など、様々なテイストのテーマが存在します。
弊社で販売しているWordPressテーマ New Standard は、企業向けコーポレートサイト専用のテーマです。
現在ご覧頂いているサイトも、販売用のWordPressテーマで作られたものです。
New Standardを導入頂ければ、このサイトと同じものが簡単に作れます。
最大のウリは、実は集客力にあります。
ひと言で申し上げますと、テーマで出来るSEOは全て調整済、ということ。
内部リンクを適切に張り巡らし、トップページにもコンテンツ入り口を簡単に多数配置・修正出来ます。
これらの対策により、訪問者さんが迷わず欲しい情報へ横移動することが可能になります。
複数のページをまたいで閲覧してもらうのは、訪問者が満足している証になるでしょう。
また、Google検索エンジンに渡すデータにも一工夫。
タイトルと説明文を最適化し、構造化データマークアップにも対応しています。
これらについては、New Standard の方で自動的に対応しますので、ユーザーは特に意識する必要はありません。
その他詳細を、上の記事『集客に強い理由』に記載しておりますので、ぜひご一読下さい。
また、New Standard は便利な14日間無料体験も準備しております。
この機会にぜひ一度、お試し頂ければと思います。