WordPressサイトのSEO対策!集客のプロが厳選した7つの設定
新規事業用のWordPressサイトを開設する際に「SEO対策」を施し、検索エンジンからの流入を増やしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
確かに、開設当初のWebサイトでは、コンテンツにも限りがあり、記事の投稿数なども少ないため、すぐにGoogleをはじめとした検索エンジンからの評価を得ることはできません。
こうした状況を考慮し、検索エンジンから正しい評価を得るためには、SEO対策がしやすいテーマ選びや、各種設定が重要です。
本記事では、WordPressテーマのSEO対策について、テーマ選び、各種設定方法を詳しく解説します。
SEOで成果が出ているWordPressテーマを選ぶ
WordPressテーマのなかには「検索エンジンのロボット=クローラー」から評価を受けやすい内部構造を採用するなど、はじめからSEO対策を重視しているテーマがあります。
もちろんSEO対策向けのテーマだけで検索上位を保証するものではありませんが、こうしたテーマを選ぶことで、迅速な評価につながる場合もあるため無視できません。
- サイトの表示速度に配慮されている
- 構造化マークアップを採用している
- カテゴリーやタグのindex・noindex設定が容易にできる
- タイトルやメタディスクリプションを容易に設定できる
ぜひ、上記のポイントを意識してWordPressテーマ選びをしてみてください。
タイトルタグと見出しタグの設定
SEO対策において重要度の高いタイトルと見出し。
タイトルは、各記事のタイトルのことで、<title>タグで設定します。見出しは、本文中の見出しのことで、<h1>~<h6>タグで設定します。
闇雲にタイトルや見出しを考えるのではなく、以下を基本とした対策を意識すると、検索エンジンのクローラーに伝わりやすいです。
- タイトル文字数は32文字以内に設定する
- 記事の内容に沿ったタイトル
- タイトル内に関連キーワードが挿入されている
また、タイトルタグについては、検索エンジンに表示された際、ユーザーにどういったページかを印象づけるものであり、クリック率(CTR:Click Through Rate)にも左右されます。
記事やページの中身を素直に伝えられるタイトルを意識して、作成するとよいでしょう。
メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションは、Webページの内容を要約したもので、タイトルタグと一緒に検索エンジンに表示されます。
具体的には、PC版のWebページでは全角文字で最大120文字、モバイル版では最大75文字まで、表示可能。
そのため、規定文字数を著しく超過してしまうと冗長であり、ユーザーにとってもクローラーにとっても親切とはいえません。
メタディスクリプションは、PC版の最大文字数にならって120文字以下で記載し、タイトルタグ同様に関連キーワードを挿入するなどの対策が必要です。
ただし、関連キーワードを重視するあまり、日本語として成立しない機械的な文章では意味がありません。
あくまで自然体に、そのページまたは記事の要約をユーザーにわかりやすく伝えるというスタンスで作成しましょう。
構造化マークアップ
構造化マークアップとは、scheme.orgで定められている記法を使って、HTMLにマークアップするコードのこと。
ページや記事にどのような内容が書かれているのか、たとえば「Webサイトのタイトルは〇〇です」「これは記事の公開日時です」など、より分かりやすく検索エンジンに伝えます。
このような対策を講じることで「リッチスニペット」といって、検索結果にページや記事の詳細情報が表示され、何について書かれているのかクローラーが分かりやすい特徴があります。
もちろん、構造化マークアップを施したからといって、検索上位を約束するものではありません。
しかし、リッチスニペットによって検索結果に詳細情報が表示されれば、クリック率にも影響が出るため、重要度の高い対策です。
なお、構造化マークアップに対応しているテーマの一部は以下の通りです。
ぜひ、参考にしてみてください。
また、構造化マークアップについては、WordPressテーマだけでなくプラグインでも導入可能。
すでにWordPressサイトを開設・運営しているケースでは、テーマ変更が難しい場合もありますから、プラグインの利用もおすすめです。
All in One SEOならSEO対策を包括的にカバー
出典:WordPressプラグイン「All in One SEO 」
WordPressテーマのほか、プラグインを主体にして、包括的なSEO対策を実施したいなら「All in One SEO」がおすすめです。
構造化マークアップ(Schema.org)以外にも、さまざまなSEO対策に対応しています。
- XMLサイトマップの自動生成
- 画像のXMLサイトマップも自動生成
- RSSサイトマップの自動生成
- Googleアナリティクスの計測タグを簡単設置
- TwitterやFacebookなどのSNSにおけるOGPの指定
- noindex・nofollowの指定
内部リンクの最適化
内部リンクとは、Webページや記事同士をつなぐリンクのこと。
記事を閲覧していると記事の最下部に、記事内容に基づいた関連記事が表示されることがありますが、まさにこれが内部リンクです。
記事やページに書かれた内容と関連するリンクを挿入することで「検索エンジンのクローラーにクロールされやすくなる」「ユーザーの興味に基づいたページが表示できる」などのメリットがあります。
このように関連情報である内部リンクを最適化することで、検索エンジンにインデックスされやすく、SEO対策としてもおすすめ。
ただし、内部リンクを挿入すれば何でもよいというわけではなく、関連性の低いページを挿入しても、クロールを浪費するだけであり、かえってSEO効果が見込めません。
ページや記事に重要度の高い内部リンクを挿入するよう心がけてください。
画像のaltタグの設定
画像のaltタグとは、Webサイトに表示する画像の代替テキストのこと。代替テキストを挿入することで、以下のメリットが得られます。
- 画像が表示されない場合に代替テキストで画像の内容を伝えられる
- 検索エンジンの画像への理解度を高める
特に、Webサイトは、HTMLと呼ばれるコードで作成されており、画像だけでは、その画像が何を指しているのか理解できません。
そこで、altタグを用いて、画像が何を指しているのか文字情報で伝える必要があります。
たとえば、検索エンジンは、私たちのように「りんご」の画像を見ても、りんごだと認識できません。
altタグに「りんご」と記載することで、はじめて検索エンジンからの理解を得られます。
このように、丁寧に画像の情報を伝えることで、検索エンジンに評価されやすいWordPressサイトが構築できるのです。
noindexの設定
noindexとは、特定のURLを検索結果に表示させないタグのこと。
noindexを設定することで、検索エンジンのクローラーに対してインデックス登録を抑制できます。
通常、ページや記事を検索エンジンにインデックスさせることで、自然検索からの流入が期待できますが、なかにはインデックスを抑制したほうが良いページも存在します。
具体例は、以下の通り。
- 重複コンテンツ
- 情報量の少ないページ
- エラーページ
このようなページをインデックスしたまま放置してしまうと、WordPressサイト全体が低評価を受けてしまいますから、noindexを設定し低評価を受けないための対策が必要です。
集客力の高いWebサイトを制作します!
事業用WordPressテーマとして、200を超える事業者に愛されている「New Standard」なら、豊富なマーケティングの知見に基づき、集客力の高いWebサイト制作をご提案いたします。
構造化マークアップも対応済みで、タイトルタグやメタディスクリプションについても記事投稿画面から、簡単に設定可能。
SEOに配慮したWordPressサイト制作を得意としておりますので、お気軽にオンライン相談よりお申し込みください。