ホームページの集客効果を上げる方法~集客ができない原因と増やすためのコツ5つ

 

集客効果を期待して制作した自社ホームページが、思うような結果を出してくれない。
少なくない予算を投入したのに、これでは目的を果たせそうにない、元を取れそうにもなく不安。
そもそも『ホームページで集客』という考え方自体が、中小企業には無縁のものだったのか?

そう考えてしまう経営者の方が、本当に大勢いらしゃいます。
作るだけ作って何年も放置されている大量の企業サイト、コーポレートサイトが、それを物語ります。

弊社は集客に関するコンサルティング会社でもありますから、アクセス数が伸びない、期待したコンバージョンが獲得できないと悩むお客様からのご相談が後を絶ちません。

ホームページからの集客は難しいのか?
と問われれば、残念ながら答えはYES。
だからこれだけSEO(検索エンジン最適化)や集客に関する情報、手法が書籍やTwitter、Webサイトにあふれているわけです。

ですがWebからの集客は、出来ない仕事ではありません。
たとえ中小企業であっても、です。
ただし、しつこいようですが簡単ではありません。
継続的に施策を打ち続け、手段を考え、予算をかけてもらう必要も出てくるでしょう。

残念ながら、ホームページは一度作ったら放置していても集客し続けてくれる魔法の装置、という時代はとっくに終わっています。

それを踏まえて、ということであれば、集客効果を上げる方法は存在します。

『ホームページから何としても集客しなければならない』

そうお考えの方は、ぜひ最後までお付き合い下さいませ。

ホームページの集客がうまくいかない理由

うまくいっている企業が存在する以上、御社の集客がうまくいかないのには、必ず理由があります。

あなたが経営者や管理職なのであれば、普段から部下の方には業務が『うまくいかない理由』を問いただしているはず。
今度は、あなたの番です。

例を出しながら解説しますので、ご一緒に、集客がうまくいかない理由を考えてみましょう。

サイト全体・記事のターゲットが不明確

当Webサイトにご訪問頂いているのは、企業経営者の方、管理職の方、ホームページ責任者の方などが中心と思われます。
というよりも、申し訳ありませんがそれ以外の方にご訪問頂いても、あまりお役に立てないでしょう。

ですから弊社としては、上記のような方を対象に、決め打ちでホームページ制作を行っているのです。
これはサイトデザイン、構成、文章・文体など、全てにおいてです。

極端な例ですが、当Webサイトを全体的にポップな色使いにし、文体をもっと砕けさせ、可愛いキャラが登場し、音楽まで鳴り出したら……間違いなくあなたは一瞬で離脱されたことでしょう。
もちろんこれは非常に極端な例です。
ですが、御社のホームページは本当に大丈夫ですか?

例えばB to Bでビジネスをされている場合、もちろん企業様向けのホームページを作られてはいることでしょう。
ですが、本当に記事を読んで欲しいのは、経営者や役員の方ですか?最前線の中堅幹部の方ですか?
この違いだけでも、本来ならばホームページの内容はガラッと変わってくるべき。

実際にお客様と対面する際、決済権のある方、無い方、全く同じ接し方をするのですか?というお話です。

常識のある方なら、直接対面している人に対して、話をしている最中に追い返したりは、あまりしませんよね。
それがホームページ相手であれば画面内のことですし、戻るボタンならためらわずに一瞬で押せるのです。
自分はこのホームページの対象者ではない。
そう感じた人は、我慢なんてしません。
一瞬で離脱して、次のホームページへ行くだけなのです。

この問題の正常化は、決して簡単ではありません。
経験の確かなWeb制作会社へのテコ入れ外注も、一つの選択肢ではあります。

コンテンツ不足

集客がうまくいっていないホームページは、大なり小なりコンテンツ不足です。
つまりホームページの運用という話しになってきます。

と言っても、記事数が多ければGoogle検索結果の順位が上がるわけでは、ありません。
ではなぜ、コンテンツ量を増やさなければならないのでしょうか?

企業ホームページに掲載する記事のうち、大半は見込み客を集めるための役立ち系記事になるかと思います。
家事代行サービス会社のサイトでいえば、『自力でできる簡単エアコン掃除法』などですね。
入り口をドンドン増やすのがコツ。
エアコン掃除だけでなく、台所掃除、換気扇掃除、トイレ掃除……掃除だけでもいくらでも出てきます。
家中の家事全部を記事にするつもりで増やしましょう。

検索エンジン対策を考えれば、コンテンツの基本は文章。
まずは文章だけで伝わる記事を作成し、必要に応じて画像や動画をプラスして下さい。

これらは、検索エンジンから高評価を受けるオリジナルコンテンツになります。

こんな記事を、コツコツと継続的に発信し続けましょう。
古い記事でアクセスの少ないものは、リライト更新してテコ入れです。
キーワードを見直すのも、非常に有効だと思います。

御社では、実践できていますか?
これを愚直に実践し続けているホームページ以外を、コンテンツ不足と呼ぶのです。

【SEO対策】企業のホームページで作成すべきWebコンテンツとは?

検索エンジンに正しく評価されていない

ホームページへの集客が極端に悪い場合、検索エンジンに正しく評価されていない可能性も考慮して下さい。
検索エンジンが、御社のホームページを評価していなければ、当然検索結果には出てきません。
これでは、集客効果が上がることなど無理な相談です。

ではなぜ、「評価されない」なんていう事態が発生してしまうのか?

一番ありがちな可能性は、サイトを公開して間もないことが理由。
何も対策なしでは、Googleクローラーが御社のサイトを発見し、情報収集を終えるまでに時間を要します。
この場合は、何もしなくても時間が解決してはくれますが、積極期に対応していきましょう。
来てくれなければ、こちらからGoogleに登録してしまうのです。

Google社が提供しているGoogleサーチコンソールに登録しましょう。
無料ですから料金はかかりません。
詳細につきましては別記事にまとめられていますので、そちらをご参照下さい。

Google Analyticsとサーチコンソールの設定

それともう一つ、意外と発生しがちなミスがあります。
WordPressをご利用の方、画像をご覧下さい。

WordPress管理画面の、設定>表示設定 の一番下、「検索エンジンでの表示」項目を確認して下さい。
ここにチェックが入っている場合は、検索エンジンを寄せ付けないように設定しているという意味。

「いや、絶対にそんなところにチェックは入れていない」
と、おっしゃりながら、何かの拍子に押してしまっていた方が過去に何人もおられます。
心当たりのある方は、一度ご確認を。

ホームページの集客を増やすための5つの方法

うまくいかない理由の次は、改善策について考えていきましょう。

もちろん、これらを一気に全部スタートさせる必要はありません。
予算や時間、人員の都合にあわせ、一つずつ着実に実践していくために、まずは知識をインプットして下さい。

「PDCA」サイクルに基づいた効果検証

皆さんご存知と思いますので、「PDCA」自体のご説明は省略致します。

ホームページ制作会社に依頼して作ったWebサイト、あるいは社内で試行錯誤して作ったホームページ。
いずれにしても、作りっぱなしでは思うような集客効果は現れません。
一晩寝たら夢かと思うぐらいアクセス数がアップしていた……なんてこともないわけではありませんが、多くの場合あっても一過性のもの。
御社で日々行われている全ての業務と同じように、戦略を立てPDCAサイクルを回していきましょう。

Plan(計画)

何はともあれ計画を立てて行きましょう。
計画というとページビューはコンバージョンなどの数値目標をイメージされる方も多いかと思いますが、それが難しい場合は、最初の導入として作業量ベースで設計するのがおすすめ。

たとえば、新規のお役立ちページを週3本、などです。
いきなり無謀な目標を立てるのはやめましょう。
まずは現実的に出来そうなラインでスタートしたいですね。

Do(実行)

立てた計画はシッカリと実行しましょう!

Check(評価)

新規作成したページを含め、徹底的に数値検証をしていきます。

良い結果が出た場合も、悪い結果だった場合も、何かしらの原因があります。
この原因までしっかりと検証し、次に生かすことが重要です。

検証するのに必要になってくるのがアクセス解析。
まだ登録していないという場合は、無料で使え多機能なGoogleアナリティクスは、メリットが多いので登録をおすすめします。
登録されていないと検証が出来ませんので、事前に準備しておいてくださいね。
初めてアクセス解析に触れるという方は、初心者向けの簡単な解説本が手元に一冊あると便利です。

アナリティクスは、自社サイトへの訪問者さんの分析が出来るサービスです。
訪問したユーザー数や、ページビュー数、直帰率に始まって、サイト訪問経路など様々なことが分かります。

また、上の方でも触れたGoogleサーチコンソールでの分析もお忘れなく。
こちらでは、検索サイトから訪問したユーザーの使用した検索キーワードや、検索キーワード毎の表示順位などがわかります。

もちろん、最終的な成果ともいえる売上発生への貢献についても数値化と検証を忘れずに。

これら検証方法については、次の記事を参考にされてください。

Googleアナリティクスとサーチコンソールの見方

Action(改善)

Checkで出した結果から、次のPDCAサイクルの計画を立てましょう。
何度かサイクルを回すうちに、ページビューや直帰率、自社商品に近いキーワードでの検索順位なども目標設定出来るようになります。

こう書くと簡単そうですが、一朝一夕で結果が出るような甘い世界ではありません。
少しずつ、ですが着実に伸ばしていく考え方を全スタッフで共有しましょう。

また、更新が日常的になってくると、担当若手幹部が一人で黙々と……となってしまうケースが多く見られます。
一人でも多くのスタッフを巻き込んで進めるよう、経営陣のリードも欠かせません。

オリジナルコンテンツの充実

うまくいかない理由でも触れましたが、Web集客で何より大事なのがコンテンツの充実。
中でもオリジナルコンテンツの充実は、集客効果アップのために絶対に欠かせません。
Webマーケティングの分野でもオリジナルコンテンツは非常に重要になってきます。

御社サイトへの訪問者の中で、一番歓迎しなければならない方は?
当然ですが、最終的に御社の商品・サービスを購入して下さる方、のはず。

御社の商品・サービスについて、購入検討者の背中を押す記事(動画)は、御社が作るのが一番説得力があります。
コンテンツ拡充の天王山といっても良いポイントです。
全社一丸となって自社商品・サービス記事を良質なものにしていきましょう。

次に商品・サービスの派生キーワードによるお役立ち記事です。
商品・サービスを利用すれば解決するお悩みキーワードや、上のPDCAサイクルで分かってきたキーワードを元に進めます。
該当キーワードで実際にGoogle検索上位表示される他社の記事を、徹底的に検証して下さい。
なぜ、この会社の記事は上位表示されているのか?
自社ではどんな記事を書けば良いのか?

お役立ち系記事については、SEO対策やキーワード選定を含めて外注化しやすい部分ではあります。
弊社も含めて、専門的な会社は作り方のノウハウを多数保有しています。
ホームページだけで自社スタッフが疲弊してしまうのも考えものです。
こちらについても検討してみるのも一つかも知れません。

TwitterやFacebookなどのSNSの活用

御社の商品・サービスのターゲットとなる層によりますが、TwitterやFacebookなどのSNSの活用も選択肢の一つにあげられます。
総務省の「情報通信白書」によれば、20代でほぼ100%、40代でも80%以上の方が、何らかのSNSサービスを使用しているそうです。
実際のところ、弊社のクライアント様の中でも、SNS活用を開始されたというお話をよく伺います。

では、すぐにでもSNSを開始するべきなのか?
答えは条件付きYES。
自社サイトの運営をしっかりと行ったうえで、余力があれば、ということになります。
SNSにリソースを取られてしまい、ホームページがおろそかになるのなら、手を出すべきではありません。

ただし、有料広告とセットで活用されるのなら、話は別です。
(この話題は事項で)

SNSはあくまでもブランディングツールです。
すぐに売上に繋がるというものではありません。
そもそも商売っ気の強すぎるアカウントは、ただの広告としか見てもらえません。

Twitterで言えばシャープさんのアカウントは面白いです。

もちろん、シャープ製品の紹介ツイートが主ですが、たくさんシェアされ、フォロワーのファン化には非常に貢献しているのでしょうね。

お役立ち記事を活用して、自社商品・サービスに興味のある方を集客、リピーター化し、最終的には顧客化するコンテンツマーケティング。
その、さらに一歩前の段階にあるのがSNS。

そう考えればSNSの活用は、自社内で頑張るよりも、専門業者に外注するほうが最終的にコストパフォーマンスは良いかも知れません。

Web広告の活用

費用のかかってしまう話になりますが、Web広告は積極的に活用すべきです。
コンテンツを主軸にしたマーケティングは時間がかかりますが、Web広告は継続的にお金がかかるデメリットはあるものの、すぐに効果が出るのがメリット。

主なWeb広告は、

1.リスティング広告(検索連動型広告)

Google検索結果ページの最上部に、広告と表示されたリンクが表示されているのをご存知でしょう。
クリックされるとランディングページやホームページに誘導できます。
あれがリスティング広告です。
自社で想定したキーワードに関心のある方だけを集客できます。

2.ディスプレイ広告

Webサイトやスマホアプリで表示される広告に出稿することも出来ます。
ホームページ閲覧履歴や、個人のパーソナルデータでターゲッティングできます。
検索まではしない、潜在的な顧客の掘り起こしが可能です。

3.SNS広告

利用者が急増するSNSでは、新しく作った企業アカウントはどうしても目立ちません。
ですが、SNS広告を利用することで、状況は一変します。

Facebook広告

Web広告の中でも、対象者のターゲッティング精度が非常に高く、想定した人に効率よくメッセージを届けることが可能です。
Facebook傘下のInstagramにも、同じ管理画面で広告投下できるのも非常に便利ですね。
Facebookは30代~40代が主たる利用者層になっています。

Twitter広告

20代などの若年層を顧客とする企業様は、Twitter広告がオススメです。
Twitterの面白いところは、明確な広告Tweetでも、切り口が面白ければリプライ・リツイートをくれる人が多数いること。
若い方が多いので、面白いものは単純に面白がってくれるんですね。
こちらも非常にオススメです。

Web広告とは?種類や特徴、メリット・デメリット、費用を徹底解説

Web広告の費用対効果を高めるコツ~初心者向けに課金方法と指標も解説

YouTube チャンネル開設

文章で長々と書くよりも、短い動画で表現すれば一発で理解出来ることがあります。
社長ブログやSNSを頑張るよりも、動画でお道化た方が、ファンが増えることもあります。

御社の業種にもよりますが、顧客となるターゲット層向けに、継続的にレクチャー系動画を出せるようなら、ぜひ頑張って頂きたいと思います。
もちろん演者は社長が努めて下さい。
社長のファン作りを真剣に考えて作る動画も、織り交ぜられると良いですね。
撮影・編集は時間も労力もかかりますし、実を結ぶまでは砂漠に種を蒔くような気持ちにもなるかも知れません。

ですが、世間的に認知されるようになれば、御社にとって非常に強力な武器になることは間違いありません。
また将来的にはリクルート活動も後押ししてくる存在にもなるでしょう。

なお、動画関連も外注化との親和性は高いです。
全てを自社内で、というのは志は素晴らしいですが、本業に影響を与えては元も子もありません。
使えるものをコスパよく利用し、リターンを増やして行きましょう。
餅は餅屋、最初はノウハウを持つ業者と一緒にやるのが効率アップの秘訣です。

New Standardの集客に強みを持った7つの特徴

Web集客について考えてまいりましたが、いかがだったでしょうか?
コンテンツの中身や、広告、SNSなどの重要性についておわかり頂けたと思います。

これら自社の努力で上げられる集客力の他に、他力本願的に上げられる集客力があるのをご存知ですか?

それは、集客力のあるWordPressテーマを利用して、自社ホームページを作ること。

全世界のサイトに占める使用率が4割を超える、WordPress(ワードプレス)。
使用が必須となるテーマも、本当にたくさんの種類があります。
無料のテーマでも高機能のものがたくさんある中で、有料ながら200社以上の企業ホームページで採用されたテーマがあります。

それが、弊社のWordPressテーマ New Standard です。

200社以上の経営者に認められた最大のポイントが、集客力でした。

New Standardの7つの特徴とは?

  1. ホームページもLPもブログもこれ一つ
  2. あらゆるページを手元で更新できる
  3. 更新したページが集客につながる
  4. 集まったアクセスが売上に変わる
  5. メニューバーも簡単に差し替え
  6. キービジュアルも簡単に差し替え
  7. 誰もが簡単に集客を始められる

WordPressテーマに出来る集客力向上策を、全てシンプルな構造の中に閉じ込めました。
今ご覧になられているサイトも、もちろんNew Standardで作られたもの。
さすがに詳細はここでは語り尽くせません。

詳細につきましては、こちらをご覧下さい。
なぜ無料のものがあるのに、万単位の出費を200社以上の経営者が決済したのか?
どうぞご自分の目でご確認下さいませ。

集客に強い理由

有料テーマを試して選ぶ新常識

最後にご紹介です。事業用WordPressテーマ「New Standard」では、14日間の無料お試し体験を設けています。

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