ホームページ作成でやってはいけない5つの注意点|制作のポイントを解説
「自社のサイトに法的な問題点や炎上リスクは存在していないか?」
そういった問い合わせを多く頂きます。
万が一問題やリスクがあれば修正して欲しい、というものです。
特に、外部の制作会社を通さずに自社スタッフだけで作り終えてしまったケース。
明確な正解が存在しないだけに、どうしても不安になってしまいますよね。
Webは今後もますます炎上しやすくなる一方と思われます。
余分な問題やリスクがあるなら、できるだけ早く対策する必要があります。
この記事は、ホームページ制作上やってはいけない5つのポイントをまとめたものです。
最後までお付き合い頂き、御社のサイトに問題やリスクが本当に無いのか、ご確認頂ければと思います。
目的のないホームページ制作はやってはいけない
「確かに自社ホームページを目的もなく制作しておりました」というお答えをされる方は、どなたもおられません。
皆様、どこの会社様でも、きちんと目的をもって制作しましたよ、と認識してらっしゃいます。
ですが本当にそうでしょうか?
当然ではありますが、本業の売上向上を目的としない企業ホームページは、存在しません。
ですが、ここで言う「目的」とは、売上向上のことではありません。
売上・利益を上げたいのは営利企業であれば当然のこと。
売上向上は当然の目的として、それを達成するためにホームページで何を目指すのか?
それが企業ホームページの、本当に設定すべき「目的」です。
検索サイト経由で、不特定多数の訪問者(ユーザー)を集めたいのか?
営業マンによるオフライン営業が主体で、カタログ的に使用したいのか?
販売はAmazon・楽天などがメインで、自社ページはサポートがメインなのか?
企業サイトが10あれば、10通りの目指すべき形があるはず。
それが明確になれば、訪問して頂きたいターゲット層がハッキリします。
ターゲット層がハッキリして初めて、訪問者数などのコンバージョンを目標に立てられるのです。
そのホームページで、何をしたいのか?どこを目指すのか?
それを具体的に設定することをおすすめします。
ドメイン・サーバーは、何となくで決めてはいけない
次に考えるべきは、ドメインとサーバーについて・・・と言うと、「え?何を考えるの?」などと言う方がおられます。
もちろん個人の趣味サイトなら、それでも良いでしょう。
ですが企業サイトは、お客様や見込み客の皆様にご覧頂くもの。
どれをとっても何となく決めていい要素などありません。
全ての選択肢は、本業の成長を念頭に選ぶべき。
ドメイン・サーバーの選び方について、見てみましょう。
ドメインの選び方
ドメインにつきましては別記事に詳細をまとめておりますので、そちらも併せてご参照下さい。
この記事でも申し上げているとおり、ドメインは独自ドメインをお勧め致します。
レンタルサーバー運営会社などから無料ドメインも提供されますが、企業ホームページ用には使用するべきではありません。
訪問者は、こういった小さいところで信頼感の有無を判断したりするものです。
また、ホームページURLの正規化もお忘れなく。
正規化とは、URLが複数存在してしまうような場合に、それらを一本化する処理を指します。
たとえば、
https://www.★★★★example.jp/
https://www.★★★★example.jp/index.html
自社ホームページがこのような2種類のURLでアクセス出来てしまう場合があります。
(この他にも修正すべきパターンがあります)
これはSEO的に問題ですので、正規化処理を行って下さい。
正規化処理は、主に「301リダイレクト」という方法が使われます。
上の例で言えば、「index.html」付きURL宛のアクセスを、恒久的に「index.html」無しの方へ自動転送します。
こうすることで、「https://www.★★★★example.jp/」が正式な自社ホームページのURLとなるわけです。
通信の暗号化もお忘れなく。
暗号化できているサイトは「http」が「https」に変わるので、読者はすぐに気づきます。
ひと昔前は、個人情報を入力するサイトだけが暗号化していました。
今は一般的なサイトも暗号化するのが基本です (通称「常時SSL」)。
具体的な対応方法などは初心者の方にはやや難解な内容になっています。
外注で処理した方が、最終的にはコスパが良いかも知れません。
サーバーの選び方
レンタルサーバーを借り、独自ドメインでホームページを作る。
ブログなどを趣味でされている人でも、未経験者は多いでしょうね。
勤務先の指示で突然、自社ホームページの担当者になってしまった。
そんな境遇の方が困るポイントの一つが、サーバー選びだと思います。
初心者の方が「サーバー 選び方」で検索して記事を読んでいると、不安になってきますよね。
転送量、セキュリティ、扱いやすさ、サポート・・・やっぱり高額なサーバーじゃないと?
など、ついつい考えてしまいがち。
ですが、そこまで気にしなくても大丈夫。
サーバー解説記事で、転送量が少ないとアクセス過多により接続出来ない状態になってしまう……という説明をよくみます。
これは、ほとんどの企業様では取らぬ狸の皮算用にしかなりませんのでご安心を。
国内のレンタルサーバーなら、よほど選択を間違えなければ問題はありません。
ただし、社内でのホームページ制作ならWordPressが一番お勧めです。
必ず、WordPressが公開できるサーバーを選んで下さい。
サーバー会社のプランで費用が一番安いものは、使えないことが多いのでご注意を。
どうしても決めかねてしまったり、初期設定などに不安のある場合は、弊社のWordPressテーマ New Standard とサーバー契約のセット商品なども準備しております。
制作会社は価格とデザインのカッコよさだけで選んではいけない
社内に経験者が一人もいないなどの理由でホームページ制作を委託する際は、正しい制作会社選びが最前提。
完成してしまってから、『思ったのと違う』・・・となっても取り返しがつきません。
初めてのホームページ委託で、ピンと来ないままに何となく流れでOKを出してしまい後悔する出来になってしまった・・・などの話をよく伺います。
ありがちなのが、価格と、サンプルサイトのカッコよさだけで選んでしまう失敗。
確かに、格安でホームページを作ってくれる会社や、見た目がカッコいいホームページを作ってくれる会社は良さそうな感じがします。
ですが、今一度思い出して頂きたいのです。
なぜ、自社ホームページを作ろうと思ったのか?
自社ホームページを制作することで得ようとしたのは何だったのか?
格安で作れるホームページや、見た目が抜群にカッコいいホームページを手に入れること・・・では絶対にないですよね?
自社商品・サービスに興味のある方を集客して、本業の売上げ増に繋げたい、だったはずです。
であれば、低価格やページの外観だけ、で押してくる制作会社には何のご用もないはずです。
選ばなければならないのは、御社の売上に貢献する提案をしてくれる制作会社。
多数の企業に選ばれ制作実績を多く積んでいたり、マーケティング知識が豊富だったりすることも、重要なポイントでしょう。
手前味噌になりますが、ことホームページへの集客に関しては非常に大きな実績がございます。
集客が出来るホームページがご所望であれば、ぜひ弊社も選択肢の一つに。
コンテンツ制作は法律を無視してはいけない
趣味の個人ブログであれば、最悪でもブログの閉鎖程度で済むかも知れません。
ですが、企業ホームページの場合は、それでは済みません。
企業として法令遵守は当然ですが、それ以上に昨今のSNSでは、他者へ厳しすぎるモラルを要求する風潮が散見されます。
なぜその程度のことで?
というような理由で簡単に炎上してしまうのを、ご覧になられた方も多いはず。
普通の企業であれば、炎上して良いことなど何もありません。
たとえどんな軽微な内容でも、コンプライアンス最重視で制作を進めましょう。
悪意なく、ついつい法令違反に陥りがちなポイントをまとめました。
1.画像の無断使用
Google画像検索で見つけた写真やイラストを、無造作に掲載してしまう方が未だにいらっしゃいます。
間違いなく法律違反で、モラルが低い行為ですのでやめましょう。
写真・イラストを使用したい場合は、素材提供サイトで商用利用可能なものだけをお借りして下さい。
2.他サイトのコピペ
さすがに他記事のコピー100%を自社ホームページの記事としてペーストすることは無いでしょう。
ですが、悪意なく他社の文章を参考にしてしまうケースはあるのでは?
「参考に」程度なら良いですが、度を越せばパクリです。
他サイトの文章を紹介したいときは、引用ルールを守りましょう。
3.誹謗中傷
自社ホームページで誹謗中傷記事を書く方はさすがにおられないでしょう。
これは、万が一にも誹謗中傷だと揚げ足を取られる可能性のある文章はやめた方が無難です、という意味です。
4.薬機法(薬事法)
サプリメントや健康食品などの商品を扱われている企業様は、特にご注意下さい。
「血圧が気になる方に」というよく聞く表現も、医薬品的な効能効果に該当するため薬機法により使用が制限されます。
サプリの通販番組で具体的なことを何も言わないのも、このためです。
検索エンジンを欺くような行為はしてはいけない
せっかく自社ホームページを作成するのです。
出来れば早い段階でアクセスを集めたい、売上を増やしたい、そう考えるのが人情でしょう。
「ブラックハットSEO」という手法をご存知でしょうか?
SEO(検索エンジン最適化)の一種で、自社サイトの検索結果表示を上位に上げようとする施策です。
内容は褒められたものではなく、Googleの裏をかいて上位表示させようとするもの。
検索エンジンの高度化で下火になりつつありますが、使用者は根強く残っているようです。
代表的な手法が、人工的な大量被リンク。
Google検索エンジンは、常にサイトの格付けチェックを継続しています。
利用者がキーワードで検索した際に表示するサイトの順位付けに利用するためです。
その際に重要視するデータが、被リンク数。
たくさんのサイトからリンクされているサイト・記事は良質であろう、という判断です。
だからといって、リンクを出すためだけのサイトを多数作ったり、リンク自体を購入したり、これらの行為はGoogleにバレますし、ペナルティ対象になります。
もちろん、他のサイトからの自然な被リンクは正しく評価されますのでご安心を。
Googleペナルティの内容とは具体的に何?
Googleを欺くブラックSEOの成れの果ては、サイトへのペナルティ。
その内容はどういったものなのでしょうか?
答えは非常にシンプル。
自社サイトが検索結果一覧に表示されなくなってしまうのです。
順位が下がる、のではなく、表示されないのです。
ホームページとしては、消滅するのとほぼ同じ意味。
一生懸命書いた数万文字が、すべて無駄になります。
ブラックSEOを実施しても、もはや効果は期待出来ません。
効果が出てしまったら、今度は高確率でペナルティを受けてしまいます。
つまり、そんなブラックな手法を活用するのは止めたほうが良いということです。
集客のプロninoyaが制作するホームページとは
ホームページを制作するうえで、やってはいけない5つのポイントについてお話してまいりました。
いかがだったでしょうか?
それらを踏まえて私たちがお勧めしている企業ホームページのあり方は、
- 国内の優良レンタルサーバー利用
- WordPressでサイト構築
- 高集客力で、企業サイト用のテーマを使用
- 継続的な良質コンテンツの継続投入
- 絶えずPDCAをまわす
このようになっています。
この中で、弊社が提供しておりますのが、WordPressテーマ New Standard 。
実はWordPressテーマには、優秀で無料のものも多数あります。
そのうえで、なぜ有料の New Standard が200社以上の企業サイト用テーマに選ばれたのでしょう?
無料のテーマを使用しても、まったく同じ結果しか出ないのなら、このような実績は出せません。
ビジネスですから、最大のリターンを得るための最低限の投資として選んで頂いたものと思います。
今ご覧頂いている、このサイトも、New Standard で制作しました。
New Standardさえ使えば、初心者の方でも特に複雑な操作やアレンジなどを行わず、弊社サイトを再現できます。
更新も、カンタンです。
百聞は一見にしかず、詳細は14日間無料体験でお試し頂ければと思います。
ただ、そうは言っても社内でのホームページ制作に不安を感じられる方も多いことでしょう。
試行錯誤して良いホームページが出来るとしても、そのための人的・時間的リソース準備が難しい企業様も少なくないと思います。
そこで準備させて頂いたのが、パターンオーダーサービスです。
New Standard パターンオーダーとは?
集客力に定評のある New Standard テーマをベースに、予め決められたフレームを元に、御社ホームページを制作させて頂くサービスです。
御社で準備するのは、原稿本文だけ。
弊社サイトと同じフレームになりますので、完成形もイメージされやすいと思います。
予算的にも、同等サイトを外注することを考えれば、およそ三分の一程度に抑えることが可能になります。
詳細はパターンオーダーのページを御覧ください。
また弊社では、パターンオーダー以外にもご予算に応じ、柔軟なホームページ制作を承っております。
料金の目安と致しましては、
- 20~50万円
既存の「パターンオーダー商品」及びオプション商品よりお選びください。商品のカスタマイズを承ることはできません。 - 50~100万円
既存のパターンオーダー商品をベースに制作します。機能やデザイン面でのカスタマイズのご相談も承ります。 - 100万円超
オーダーメイドのサイト制作ならびに、サイトリニューアルを承ります。
となっております。
企業ホームページは、一つとして同じものはありません。
御社にとって最適なホームページ作りのためにも、よろしければ一度オンライン無料相談『1 to 1 コンシェルジュ』をご利用下さい。
集客のプロとして、適切なアドバイスや情報を提供をさせて頂きます。
オンライン相談のお申し込みは、上記リンク先のページにある予約フォームをご利用下さい。