コーポレートサイトとサービスサイトの違いは何?ホームページの目的から考えよう

インターネットが普及した現代において、多くの企業が運営しているコーポレートサイト。上手に活用できれば、多くの人に会社の存在を知ってもらうことができます。
しかし、導入を検討しながらも予算や効果への疑問から、見送っている企業もあるでしょう。
そこで今回の記事では、コーポレートサイトとサービスサイトの違いやホームページ(ウェブサイト)の目的について解説していきます。目的に合ったホームページを開設することで、費用対効果を最大限に引き出すことが可能です。
では、詳しくみていきましょう。
コーポレートサイトとは?
コーポレートサイトは、企業自身の公式ウェブサイトのことです。
英語では「Corporate Website(コーポレート ウェブサイト)」と呼びますが、日本語に直訳すると「法人のWebサイト」という意味があります。
不特定多数の人が閲覧することから、掲載する内容で企業や製品のイメージが変わります。何を目的とするのかによって、コーポレートサイトの構成やデザイン、管理方法なども異なります。
コーポレートサイトの目的
コーポレートサイトは主に、自社の情報を社内外に発信することが目的です。具体的には、会社概要、事業内容、ニュース、IR情報(投資家への広報)などが掲載されます。
以前は紙媒体の「会社案内パンフレット」が使われていました。しかし、手渡しや郵送などで手に取った人にしか情報を伝えられず、印刷物だったことから記載内容の変更や追加があってもすぐには更新できなかったのです。
現在でも会社案内パンフレットは使われますが、コーポレートサイトによって特定の人以外にも情報を発信する機会が増えています。
コーポレートサイトに掲載したほうがいい内容
- 会社概要
- ニュース
- 製品・サービスの紹介
- 問い合わせ
- 採用情報
- 個人情報保護方針
- IR情報
- サイトマップ
- 資料請求
- よくある質問(FAQ)
特に掲載したいのは「会社概要」です。
具体的には、会社名、代表者名、所在地、地図、資本金、設立年、事業内容、従業員数主要取引先、取引銀行などを、表にまとめて掲載することが一般的です。
また、訪問者に見やすく配慮することで、良い印象を与えることができます。
会社概要の作成方法については、以下のページで詳しく解説しています。
https://newstd.net/basic/12230
企業の信頼性を上げるものなので、掲載内容に誤記や不備がないように注意しましょう。
ビジネス用ウェブサイト(ホームページ)の種類と目的
ひと括りにホームページといっても、多くの種類があります。
コーポレートサイト以外で主流なのは、以下3つのホームページです。
- サービスサイト
- プロモーションサイト
- ECサイト
下記から、ホームページ別の概要や目的について説明します。
種類①:サービスサイト
サービスサイトは、自社の商品やサービスを詳しく紹介するサイトです。商品やサービスを紹介することで、購買や申し込みにつなげる狙いがあります。
コーポレートサイトの主な目的は、自社の宣伝です。一方のサービスサイトは、企業というよりも「提供したい商品やサービス」が中心で、コーポレートサイトを補完する役割もあります。
商品やサービスに関するコンテンツが充実しているので、ページ数が多いことも特徴です。
種類②:プロモーションサイト
「特定の人」に、商品やサービスを宣伝するサイトを指します。
プロモーションサイトの目的は、以下の3つです。
- 詳しく知ってもらう
- 興味を持ってもらう
- 購入してもらう
キャンペーンの特設サイトなどは、コーポレートサイトと違うURLが取得される場合がほとんどです。また、リスティング広告からプロモーションサイトにたどり着くことも珍しくありません。
種類③:ECサイト
ECサイトは、自社の商品やサービスをインターネット上で販売するサイトのことです。「Electronic Commerce」の略であり、「電子商取引」という意味があります。
サイト上で購入も決済も可能な点が特長で、実店舗の運営に必要な人件費や管理費を節約できます。
実店舗と併用して運営することも可能なほか、DMやメルマガを活用してリピート購入へとつなげられる点もメリットです。
コーポレートサイトとサービスサイトは分けた方がよい理由
以下は、コーポレートサイトとサービスサイトを分けた方がよい理由です。
- 目的やターゲットが異なるため
- 管理する部署を分けられる
2つのホームページを使い分けた方が目標に対しての成果が表れやすいですが、例外として意図的に両者を統合して運営する方法もあります。
「自社の商品と企業を同時に宣伝したい」「管理コストを削減したい」といった場合には、統合して運営した方が効率が良いのです。
コーポレートサイトとサービスサイトの違い
コーポレートサイトとサービスサイトの違いを、以下にまとめました。
目的 | ターゲット | 部署 | |
コーポレートサイト | 会社の宣伝 | 株主や取引先 | 総務部 |
サービスサイト | 商品やサービスの販売 | 見込み顧客 | 営業部 |
同じホームページでも種類が違うので、目的やターゲットなども異なります。
それでは、2つのホームページを分けた方がよい理由について詳しく説明していきます。
理由①:目的やターゲットが異なるため
2つのホームページは、目的やターゲットが異なります。
コーポレートサイトの目的は会社の宣伝であり、主なターゲットは株主や取引先といった既存の顧客です。一方のサービスサイトは商品やサービスの販売が目的で、見込み顧客の取り込みを狙えます。
そのため、目的やターゲットに合わせたホームページが必要です。
たとえば、商品の販売数を上げるのならサービスサイトを活用すべきです。コーポレートサイトでは商品やサービスのPR効果は弱く、集客にはつながりにくいといえます。
ホームページを上手に活用することで、目的が達成しやすくなるのです。
理由②:管理する部署を分けられる
合理的な運用を実現するなら、コーポレートサイトとサービスサイトを分けましょう。
企業情報を取り扱うコーポレートサイトは総務部、見込み顧客の獲得が目的のサービスサイトは営業部といったように、部署やグループで管理を別にできます。
2つのホームページが分けられていないと、たとえば営業部が変更や修正をしたくても総務部に承認しなければならず、対応する手間や時間がかかってしまいます。
管理する部署を分けることで、柔軟でスムーズなホームページの更新が可能です。
集客のプロが制作したNew Standardとは?
コーポレートサイトやサービスサイトの制作には、集客に特化した事業用のWordPressテーマ「New Standard」をおすすめします。
- HTMLやCSSといった専門知識が不要
- ドラッグ&ドロップで自由にデザイン制作できる
- 低価格で手に入るので、限られた予算で導入できる
- Web集客コンサルティング会社のノウハウが詰め込まれている
- 多機能だから、凝ったウェブサイトの制作も可能
- SEOやSNSの連携が設定済みだから、すぐに自社のブログを始められる
上記のような特長があるので、初心者から上級者まで簡単にウェブサイトを制作できます。
以下のページでは、実際にNew Standardを使ってコーポレートサイトを制作した事例をご紹介しています。専門的な知識がなくても本格的なウェブサイトを制作できるので、ぜひご覧ください。
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- テーマの切り替え
- プラグインの追加、編集
- 外部サイトの埋め込み(Facebook、Twitter、Instagram等のiframe)
- ユーザーアカウントの追加・編集
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ほかは、製品版と同様の機能をお試しいただけます。
なお、商品購入時にデモサイト制作内容の引き継ぎは行えません。あらかじめご了承ください。
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※4/29より5/9までGW休業となります。同期間のお問合せは、5/10以降順次対応させていただきます