ランディングページ(LP)制作の料金・費用相場一覧

 

ランディングページ(LP)は、Webマーケティングにおいて非常に重要な役割を果たしています。
商品やサービスの問合せや資料請求、注文などのアクションを誘導することに特化したページになるので、顧客の困りごとや悩みに寄り添い、解決策を提示し、コンバージョン(成果)に結びつけなければいけません。

LP制作は、制作会社に外注する場合が多いのですが、内容によって費用にかなりの開きがあるのをご存知でしょうか。

そこで今回の記事は、

「LPの費用相場が全然わからない」
「LP制作を外注したいんだけど、費用に見合うものが作れるか心配」

という方向けに、費用相場や価格別に発注概要を徹底解説します。
それぞれの価格帯で、出来ること、出来ないことがあるので、参考にしてください。

2020年から2021年にかけて、法人や個人のLP制作者が急増した印象があります。
玉石混交のLP制作会社の中から自社に最適な会社をどう選べばいいのか、そのポイントも合わせてご紹介します。
LP制作に迷っている方は、参考情報としてご活用ください。

【予算別】LP制作にかかる費用相場

ランディングページ(LP)の費用は、数万円~50万円以上が相場です。
最も一般的な価格相場は、30~50万円といったところです。

では、価格帯によってLP制作業者や内容にどんな違いがあるのか、詳細に見ていきましょう。
各価格帯の特徴をご一覧いただき、御社に最適な発注先をみつけてください。

10万円以下

  • 外注先:フリーランスや個人事業のWebサイト制作会社。
  • 目的:安くLPを作りたい。
  • 制作方法:原稿は発注側が用意。原稿をLPの体裁にデザインするのが中心。

10万円以下の場合は、「とにかくどんな形でもLPが欲しい」「とにかくLPを安く作りたい」というニーズの価格帯になります。
そのため、原稿はすべて発注者側が用意し、それを制作会社がキレイに体裁を整えコーディングするという作業が中心になります。

LPに必要なノウハウやコピーライティングを施すというより、「原稿通りに制作する」場合が多いです。
デザインも、あらかじめ決まったテンプレートに当てはめていくという作り方をするところもあります。

そのため、コンバージョン率(CVR)が高いか低いか、という基準は度外視されることもあります。
自社で運用しながら改善していく手間や人的リソースも必要です。

この価格帯の制作物は、場合によっては無料のWebサイト作成サービスを活用すれば済むレベルのものもあります。
数万円を投じて依頼すべきか、よく検討する必要があるでしょう。

10万~30万円

  • 外注先:フリーランスまたは小規模の制作会社。
  • 目的:LPの構成案もアドバイスして欲しい。オリジナルのデザインで作りたい。
  • 制作方法:原稿をもとに、構成を組んでくれる。ただし、原稿以上のノウハウを入れることはない。

10~30万円の価格帯では、デザインは完全にオリジナルで制作されることが多いです。
きれいで独自のLPを作りたい方に向いています。

ただ、原稿はすべて発注側で作る必要があります。それを制作会社に渡して、表現の順番を考えて構成を練ってくれるという方法で作ります。
原稿以上のコンテンツを提案されることは稀なので、発注側でしっかりした原稿を作る必要があります。
よって運営者にも、ある程度LP戦略や広告戦略への理解が求められます。

30~50万円

  • 外注先:中小規模の制作会社。
  • 目的:構成やコンテンツにこだわり、コピーライティング等もしっかりと作り込みたい。
  • 制作方法:ターゲット選定や競合調査を含め、ウェブマーケティングのノウハウを入れて制作。

30~50万円の価格帯は、LP制作で一番多い価格帯になります。

発注者と製作者で綿密に原稿を打ち合わせし、質の高いLPを作ることができます。
ターゲットの選定と、ターゲットに響く原稿づくりを行い、キャッチコピーなども提案してくれるので、Webマーケティングのノウハウを詰め込んだLP制作が可能になります。

この価格帯になると、コンバージョン(CV)を取れるように、しっかりと設計されたLPが制作できます。
売上アップも期待できるでしょう。

50万円以上

  • 外注先:Webマーケティング会社、コンサル会社。
  • 目的:LPを使った本格的なWebマーケティングに取り組みたい。
  • 制作方法:Webマーケティングのノウハウを詰め込んだLP制作。効果測定やコンサルも依頼できる。

50万円以上の価格帯になると、LPそのものの制作にプラスして、効果測定や改善案の提示などといったコンサルティングも契約に含まれるケースが多いです。

LP制作の流れや質は、30~50万円の価格帯のものと大差はありません。
しかし、そのLPの効果を最大化するために、インプレッション数(LPの表示数)やクリック率、コンバージョン率などの分析を行い、改善案の提示などのサポートをしてくれるのが、付加価値となります。

制作会社も、Webデザイン制作会社ではなく、Webマーケティング会社やコンサル会社になってきます。
それらの会社は、集客のノウハウや実践から得たデータを豊富に持っていて、LP制作に反映してくれます。

費用は一番高くつきますが、効果も一番高く見込めるのが、この価格帯と言えるでしょう。

LP制作料金に差があるのはなぜ?

ここまで、LP制作の費用相場について説明してきましたが、そもそも、なぜこんなに制作料金に差があるのでしょうか?
その理由を説明します。

制作会社の規模や業態

制作会社の規模や質によって料金に差がある場合があります。
例えば、同じLP制作内容でも、フリーランスでやっている個人と、会社では料金が変わってきます。

事務所費や人件費・固定費などの経費が、会社のほうが多くかかってくるので、当然ながら高くなります。
個人の場合は、その点かなり融通が効くのが実情です。

また、デザイン会社、企画会社、マーケティング会社といった、「業態」の違いで料金に差が出る場合もあります。
デザイン会社はLPを「デザインする」ところまでを業務範囲としています。
中には、LPをWebマーケティング関連のツールとして見てくれるデザイン会社もありますが、それはまれで、あくまでWebページのひとつと認識されます。
その場合は、LP制作費=Webページデザイン費として見積もりが出るので、比較的安価に制作できます。

ところが、マーケティング会社になると、LPをマーケティングのツールとして捉えるので、デザイン費以外にも企画費やマーケティング施策の費用が、制作料金に乗ってくることがあり、総じて価格が高くなります。

このように、会社規模や業態によってLP制作料金に差が出てくるのです。

制作方法の違い

LPは、ある一定の法則性を持っています。

最初は、ファーストビューに配置した画像とキャッチコピーで興味を引く。
次に顧客が受けるベネフィットやメリットを感じ取ってもらう。
その下で商品の説明や実証を行って、コンバージョンへつなげる。

・・・・

というふうに、テンプレート化しやすい一面があります。
LP制作会社によっては、いくつかのLPのテンプレートを持っていて、商談ごとにそのテンプレートをカスタマイズする方法をとっているところがあります。
そうした場合、他と似たようなLPになってしまうこともありますが、料金は比較的安くなります。

逆にテンプレートを使わずに、独自のLPをいちから作成する場合は、当然ながら料金が高くなります。
テンプレートの使いまわしか、独自性をもたせるか、それによって料金が変わってくるので、見積もりを取るときは、事前にどんな制作方法なのかを、確認するようにしましょう。

実績やノウハウの有無

実績やノウハウがあり、それをLPづくりに活かせるかどうかで、料金が変わってきます。
単にLPをデザインするなら、かかる費用はデザイン費のみです。
ただそうなると、「効果の出る」LPを作るのは難しいかもしれません。

せっかく作るなら、実績やノウハウを持っている会社にお願いしたいところ。
しかし、料金は必然的に高くなるので、制作予算とのバランスも考えて制作会社を選ぶようにしましょう。

LP制作会社の選び方のポイント

LP制作費に差が出る理由を説明してきましたが、効果の高いLPを制作するためには、「安かろう悪かろう」ではいけません。
誰もが質が高くて効果の出るLPを作りたいものです。

そこで、ここからは失敗しない、LP制作会社の選び方のポイントについてご説明します。

プラスαの提案をしてくれるところ

LP制作会社によっては、発注者側がすべて原稿を揃えないと請けてくれないところもあります。
しかし、そんな会社だと「言ったことしかできない」「頼んだ以上のものができない」ということになりがちです。

こちらからの原稿や要望に対して、制作会社の方からプラスαの提案があれば、より質の高いLPができます。
制作会社を選ぶ際には、打ち合わせの段階で色んな要望を出してみましょう。
その上で

「御社として、なにかいいご提案はありますか?」

と聞いてみると、その制作会社の「姿勢」が判断できます。

「原稿内容については、お客様のほうでご提示ください。キャッチコピー等も、お願いします」

という感じで、すべてを顧客任せにする制作会社は、避けたほうが良いでしょう。

作業範囲が明確になっているか

見積もりの段階で、作業範囲を明確にしている制作会社は、信頼できます。

  • 納期
  • デザイン作成の範囲
  • 納品後の修正対応

などを明確に提示してくれる会社は、後のトラブルもなく、納期もきっちり守ってくれます。

実績やノウハウがあるところ

LPは、Webマーケティングのツールとして、コンバージジョンを得るためのものです。
このように、非常に重要なツールなので、単に「デザインが出来る」という理由だけで、制作会社を選ぶべきではありません。

LPの制作実績や、ノウハウがあるかを、まず確認することをおすすめします。
デザインの実績だけではなく、マーケティングのノウハウや実践経験を持っている会社を選ぶようにしましょう。

打ち合わせなどのコミュニケーションができる

最近はネットを通じてLP制作を発注するケースも増えています。
そんな場合、ともすれば打ち合わせなどのコミュニケーションが疎かになってしまい、結果「思ってたのと違った」LPができてしまうこともあり得ます。

こちらの要望をしっかり伝え、議論ができ、提案をもらえるなど、コミュニケーションがしっかり出来る会社を選びましょう。

New StandardならLPもホームページ制作も自分でできる!

私たち株式会社ninoyaが提供している、事業用WordPressテーマ「New Standard」は、国内導入事例が200社を超える実績を持ち、多くの企業で採用されています。

「集客に強い」テーマとして、LPを作れる機能もあるので、自分でLPを作って集客したいという方におすすめです。
制作会社に外注せずに、自分たちの意図どおりのLPを作りたい方は、ぜひご検討ください。

必要に応じて、制作のご依頼も承ります。
ご希望の方は、オンライン相談まで、お気軽にお問い合わせください。

1 to 1 コンシェルジュ

有料テーマを試して選ぶ新常識

最後にご紹介です。事業用WordPressテーマ「New Standard」では、14日間の無料お試し体験を設けています。

お申し込み後、専用サンプルサイトをお一人ずつお届け。製品版と変わらないすべての機能をお手元で体験いただけます。テーマ選びにお悩みの方は、この機会を逃さずお試しください。

無料で使ってみる