WordPressに最適なレンタルサーバーの選び方とおすすめ6社比較
WordPressで自社ホームページを作成するうえで、避けて通れないのがレンタルサーバーの準備です。
そこで必ず発生する問題点といえば、どのレンタルサーバーと契約するべきなのか?
では無いでしょうか?
せっかく設定したレンタルサーバーも、将来的に自社に合わなければ引っ越しせざるを得ないケースだって発生しかねません。
出来ればそんな面倒は避けたいですし、最初から自社にあったサーバーを利用したいですよね。
ネットで検索すれば、各社様々なレンタルサーバーがいくらでもヒットします。
金額やプランも色々と異なる、馴染みのない運営会社ばかりの選択肢で、どうにも決めあぐねてしまう方も多いことでしょう。
この記事では、これからWordPressで自社ホームページを作成する方向けに、レンタルサーバーの選び方をわかりやすく解説させて頂きます。
また、弊社がおすすめしている6社の比較を掲載することで、御社のサーバー選びの一助になればと思います。
それでは、最後までお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
WordPressに最適なレンタルサーバーの選び方とおすすめ6社比較
まず最初にレンタルサーバーを選ぶ際の基準について、お話したいと思います。
もしかすると、1円でも安いレンタルサーバーを選ぶことが目的であると誤解されている方がおられるかも知れないからです。
レンタルサーバーは価格競争のすえ、信じられないくらい安い会社も存在します。
安ければ良い、だけなのであれば、話は簡単です。
が、自社ホームページ用のサーバーを価格だけで選ぶのは、間違いです。
なぜなら、WordPressには常に脆弱性に対する攻撃を受けるリスクを抱えているからです。
WordPressは世界のホームページの4割で使用される、圧倒的普及率を誇るプログラム。
さらにオープンソースソフトウェアであるため、プログラムの核心であるソースコードが一般公開されています。
もちろん世界中の有志のプログラマーにより、日々アップデートはされています。
が、悪意あるハッカーとのイタチごっこである状況は、終わることは無いでしょう。
レンタルサーバーのセキュリティレベルには格差があります。
趣味のホームページならともかく、企業の看板を背負ったホームページには堅牢性が求められるもの。
価格だけで選べない最大の理由がこちらです。
その他、いくつかの選択ポイントにつきましては、次項でお話致しますね。
WordPressに最適なレンタルサーバーの選び方
自社ホームページを作成するうえで、セキュリティ以外に気をつけたいポイント3つについてお話します。
いずれも、ホームページ作りの根幹に関わる問題ですので、初心者の方はしっかりと理解して下さいね。
回線に安定感がある
あなた自身の経験でも、どうにも表示がもたつくホームページに出会ったこと・・・ありますよね?
絶対に見なければならないページなら我慢するしかありませんが、そうで無い場合はどうしますか?
モバイルページでのお話になりますが、ページの読み込みに3秒以上かかるサイトでは、半数以上が表示前に離脱してしまうそうです。
あなたの部下が、来客者への対応が遅くて帰らせてしまった・・・なんてことがあったら?
上司として、厳しく叱らなければならないですよね。
レンタルサーバーは叱っても改善してくれません。
最初から安定したサーバーを選ぶしか無いのです。
粗悪なレンタルサーバーでは、回線が安定しないどころか、エラーによる接続停止を頻発するようなところもあるようです。
回線の安定感も、見逃せない選択ポイントです。
データベース(MySQL)が使用できる
非常に初歩的なことなのですが、レンタルサーバーは全てのプランでWordPressが使用出来るわけではありません。
結論から申し上げますと、MySQLが使用出来ないレンタルサーバーでは、WordPressは絶対に使用できません。
MySQLとは、オープンソースのデータベースの管理システムのことです。
WordPressには必須のシステムですので、必ずMySQLが使えるサーバーを選ぶようにしましょう。
MySQLの有無は、各社のホームページで確認することが出来ます。
例えば弊社おすすめの一社でもある、ロリポップ!レンタルサーバーの場合・・・
最安プランである「エコノミー」ではMySQLが使えず、ランクアップするごとに1個、50個、無制限と、使用数が増えていくようになっています。
もし、WordPressのホームページを複数作りたい場合は、MySQLも1個でなく、複数使用できるプランをお勧めします。
WordPressの自動インストール機能がある
WordPressは、プログラムをサーバーにインストールしなければ使用出来ません。
インストールまでの手順は・・・
- レンタルサーバーの契約
- 独自ドメインの取得
- ドメインをサーバーへ設定
- データベースの作成
- WordPressのファイルをダウンロード
- FTPソフトでサーバーへアップロード
- データベース情報の入力
- サイトの基本情報の入力
こういった流れになります。
順を追えば決して難しいものではありません。
ですが、そう何度も行わない作業ですし、簡単に済むのに越したことはありませんよね。
例えば、弊社おすすめの一社であるmixhostの「クイックスタート」では、手間が劇的に軽減出来ます。
- mixhostでサーバー・ドメインを同時契約
- クイックスタートで必要な、サイト名など4項目の情報を入力
- インストール
あとはログインしてページ作成に専念するのみ。
簡単インストール機能は、やはり必須と言える機能ですよね。
ホームページはコンテンツが命。
余分な部分には時間も頭も使わない、というのも非常に大切なポイントになります。
WordPressの利用におすすめのレンタルサーバー6選
以上のポイントを踏まえたうえで、弊社がおすすめする6社のレンタルサーバー。
ここからは、それぞれの特徴や詳細について詳しく掘り下げて参ります。
御社のレンタルサーバー選びの参考にして下さいね。
※内容は取材時のものです。最新の情報は各社のホームページや利用規約などでご確認ください。
さくらレンタルサーバー
プラン一覧
おすすめプラン:スタンダードコース
プラン変更:不可
初期費用:1,048円
費用:524円/月(月払い時)
無料試用期間:14日間
無料付属独自ドメイン:無し
WordPress簡単インストール:あり
MySQL数:50
6社の中でも価格重視のさくらレンタルサーバー。
WordPressプランの最安値、スタンダードコースなら月額524円。
こちらのコースは低額ながら、スペック的にも十分満足のいく内容になっています。
一つ上のプランであるプレミアム以降は『無料CDN付き』と記載があり、少し気になりますよね。
CDNとは、簡単に言ってしまえばWebページ表示の高速化に関する技術。
さくらサーバーは決して「速い」サーバーではありませんが、よほどアクセス数を集める予定がなければ不要です。
なお、さくらサーバーではプラン変更に対応していません。
上位プランへの変更の場合は、契約し直し、WordPress自体の引っ越し作業が発生します。
その点だけご注意のうえ、プラン選択をするようにしましょう。
レンタルサーバーの中では老舗の部類に入りますので、全体的に長期利用のユーザーが多い印象です。
mixhost
プラン一覧
おすすめプラン:スタンダードコース
プラン変更:可
初期費用:無料
費用:1,518円/月(3ヶ月払い時)
無料試用期間:なし(返金期間30日)
無料付属独自ドメイン:あり(条件あり)
WordPress簡単インストール:あり
MySQL数:無制限
mixhostは、サーバーに性能を求める企業におすすめします。
スタート時点でのおすすめは安価なスタンダードコースになりますが、3ヶ月払いで1ヶ月分が1,518円と、それなりのお値段になります。
支払い期間は最長3年まで選択肢がありますが、おすすめは12ヶ月払いの1ヶ月分1,078円あたりでしょうか。
このサーバーは、最終的に自社ホームページでの集客、マネタイズを真剣に考えておられるのなら自信をもっておすすめできます。
途中のプラン変更も可能ですし、アクセス数が増大してからの上位プランが非常に充実しています。
サーバーの性能は価格に恥じず、非常にハイスペック。
表示スピードやアクセス処理で不満が出ることはまずないでしょう。
一方、無料付属独自ドメインに厳しい制限がある点は留意が必要です。
対象の独自ドメインが永久無料で使えるサービスがある中、mixhostは「プレミアムコース以上で12ヶ月以上の契約の場合」という制約があります。
ドメインはそれほど高価なわけではありませんし、そのためだけにコースを上げるのはコスパが悪いかもしれません。
繰り返しますが、ホームページを収益の柱にする会社さんにおすすめするサーバーです。
また、国内サーバーでは珍しく成人向けコンテンツの取り扱いが可能になっています。
XSERVER
プラン一覧
おすすめプラン:スタンダード(旧X10)プラン
プラン変更:可
初期費用:3,300円(無料キャンペーンあり)
費用:1,320円/月(3ヶ月払い時、キャンペーンあり)
無料試用期間:10日間
無料付属独自ドメイン:あり(条件あり)
WordPress簡単インストール:あり
MySQL数:無制限
こちらもmixhost同様に、高性能がウリのサーバーになります。
最大のセールスポイントは「超高速」を掲げる表示速度にあります。
高速ストレージの使用やPHP高速化機能により、多少重いコンテンツを含むサイトであってもスピーディーに表示できます。
画像や動画を多様する予定があるなら、こちらをご検討ください。
お勧めのプランは「スタンダードプラン」の12ヶ月払いです。このプランでは、1ヶ月あたりの料金が1,100円になります。
XSERVERは、上で紹介したmixhostと異なり、最安のスタンダードプランでも12ヶ月以上の契約で無料付属の独自ドメインを提供してもらえます。
XSERVERを選ばれるなら、この特典は利用するほうがお得です。
WordPressの簡単インストールや無料SSL化など、必須作業が非常に簡単に出来るように工夫されているなど、使い勝手も非常に良いです。
初心者の方にも自信をもっておすすめします。
こちらのサーバーは、国内シェアNo.1。
コスパが非常に良いので、自社ホームページ用に使われる企業様も非常に多いようです。
ロリポップ!
プラン一覧
おすすめプラン:スタンダードプラン
プラン変更:可
初期費用:2,310円(プラン・支払期間で変動)
費用:660円/月(月払い時)
無料試用期間:10日間
無料付属独自ドメイン:あり(条件あり)
WordPress簡単インストール:あり
MySQL数:50
ロリポップ!は、最初に紹介したさくらサーバーと同じ低価格サーバーになります。
一ヶ月払いで660円からスタート出来るのは、大変お手軽です。しかし、高価格サーバに比べて、WordPressの表示速度等の不安があります。
おすすめは、12ヶ月払いの1ヶ月分550円になります。
ロリポップでは、このスタンダード12ヶ月契約で無料独自ドメインがもらえます。
他のサーバーと比較しても、お得感がありますね。
また、将来的にスピードへの不満が高まるようであれば、ハイスピードプランへの変更も検討しましょう。
ロリポップはプラン変更が簡単ですし、ハイスピードプランも36ヶ月以上の契約なら月額550円まで下がります。
この低価格で、高額サーバーと張り合えるスペックは特筆すべきものがあります。
ロリポップ!は、価格帯からか小規模なショップさんでの利用が多く見られるようです。
WPX
プラン一覧
シン・レンタルサーバー
wpX Speed
おすすめプラン:ベーシック(シン・レンタルサーバー)
プラン変更:可
初期費用:無料
費用:770円/月(3ヶ月払い時・割引キャンペーンあり)
無料試用期間:15日間
無料付属独自ドメイン:あり
WordPress簡単インストール:あり
MySQL数:無制限
WPXは、高速サーバーの性能を安価に使用できる、お得なレンタルサーバー。
サーバー性能に関しては、上の方で紹介しているXSERVERが運営していることを考えれば納得ですね。
高速サーバーに最新技術を詰め込みつつ、価格は格安サーバー並といううれしい内容。
NTT docomo に対する ahamo のような存在ですね。
そんな素晴らしいWPXに一つだけ不満を言うなら、プランが少々分かりにくい点。
大きく分けると、
- シン・レンタルサーバー
- wpX Speed
- wpX blog
の3本柱で構成されています。
そのうえで、シン・レンタルサーバー、wpX Speedにはそれぞれプランが存在するのです。
上の2枚の画像がそうなのですが、分かりにくいですよね。
(wpX blogは広告表示付きの個人向け無料プランになります)
シン・レンタルサーバーは、WordPressを含む10種類のCMSに対応したレンタルサーバー。
wpX Speedは、WordPress専用のレンタルサーバー。
その他細かな違いがいくつかあるのですが、どちらも高速性能は申し分ありません。
また、WordPress以外のCMSを使う可能性は薄いので、どちらでも良いですよね。
ということで、安価なシン・レンタルサーバーの方をオススメします。
WPXのうれしいところは、無料付属独自ドメインの提供条件に、契約期間が含まれないこと。
解約さえしなければ、ずっと無料で独自ドメインが一つ使用出来ます。
スピードと低価格が好きな全ての方におすすめします!
ConoHa
プラン一覧
おすすめプラン:ベーシック(ConoHa WING)
プラン変更:可
初期費用:無料
費用:1,210円/月(3ヶ月払い時)
無料試用期間:なし(14日試用キャンペーン開催実績あり)
無料付属独自ドメイン:あり
WordPress簡単インストール:あり
MySQL数:無制限
これまで紹介した5つのサーバーのどれを選んでも、特に不満を感じることは無いと思います。
ですが、ネット上の様々な声を総合的に見てみると、こちらのConoHaの安定感は特筆すべきものがあるようです。
低価格サーバーから見れば倍以上の料金がかかりますが、長期的にトラブルや障害のないサーバー環境は、企業ホームページとして月額1,000円少々の投資には値すると思います。
性能的にも、表示スピードを最大のウリとするWPXよりも、高速のサーバーが利用出来ます。
また長期契約を前提としたWINGパックでは、独自ドメインが2つ永久無料となる特典がつきます。
2つ目のホームページを並行して運営する予定があるのであれば、見逃せませんね。
どなたが選んでも間違いの無いレンタルサーバーですが、割とブロガーさん方面から支持されている印象が強いようです。
テクニカルサポートが充実しているNew Standardとは(30日間無料)
WordPressによる自社ホームページを作成するうえで、全てのスタートとなるレンタルサーバー選びについてお話してまいりましたが、いかがでしたか?
低価格だけを求めるなら、月額100円少々という価格破壊なサーバーもあります。
もちろん、速度や安定度、使い勝手などは値段相応になります。
しょっちゅうサーバーメンテナンスでページが停止していては話になりませんよね。
かといって過度な性能を求めてしまうと、利用料金は青天井です。
今回は、中小企業の自社ホームページを長期運用するうえで、高コスパを感じて頂けるサーバーだけを厳選させて頂きました。
これからホームページ作りをされる、特に初心者の皆さんの参考になれば幸いです。
これから自社ホームページの制作をされるうえでは、いくつもの不明点や疑問点が立ちふさがると思います。
WordPressのインストール、テーマ選定、初期設定、セキュリティ設定、ホームページ本体の作成などなど・・・初心者の方にはハードル高く感じてしまうかも知れません。
そんなみなさんに、自信をもってオススメしているのが、弊社のWordPressテーマ New Standard です。
New Standard は企業ホームページ専用のWordPressテーマとして、高い評価を頂いてまいりました。
お陰様で、200社を超える企業様の自社サイト用テーマとして、ご採用頂いております。
評価の理由は、高いSEO効果と、ホームページの作りやすさ。
現在ご覧いただいている弊社のホームページのトップと同じクオリティを、上から順に選んでいくだけで再現することが可能になっています。
加えてご好評頂いているのが、購入後1ヶ月間、無料で利用出来るテクニカルサポートです。
New StandardやWordPressの操作について、無制限のメールサポートを実施中。
基礎的な問題点について、周囲に相談出来る方がいない方には、お力になれることと思います。
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