専門知識や技術がなくても、制作者の創意工夫に応えてくれるテーマです《事例インタビュー》
東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学院修士課程を修了。講師業をお勤めの後、関西を中心にピアノ演奏・レッスン活動を行われている崔 理英(さい りえ)さんに、New Standard を選んだ理由をお伺いしました。
<お話をうかがった人>
ピアニスト
崔 理英さん(HP)
――ピアニストとして多くの実績を持つ崔さま。現在はどのようなお仕事されているのでしょうか?
崔:いまはフリーランスでピアノの仕事をしています。 内容は主に演奏とレッスンです。 レッスンはおもに自宅や講師を務めている学校で行っています。近年はオンラインによるレッスンやサポートも行っています。
新型コロナウイルスの影響でコンサート活動はしばらく休止していますが、自身の音楽を深めることはライフワークでありすべての仕事の根幹でもあるので、ペースはまちまちですが日々練習と研究を続けています。
――多彩なご活動ですね。Webへのお取り組みも早かったのでしょうか?
崔:自身の活動紹介や広報のため、2012年にホームページを開設しました。そのうちピアノ演奏や練習に関する情報や考え方の記事を執筆しはじめ、積極的にサイト運営も行うようになりました。現在はYouTubeにも演奏動画やレッスン動画をあげています。
――当時、Webサイトにどのような課題をお持ちでしたか?
崔:以前はWordpressで「自身の公式サイト」と「ブログ」を別サイトとして運営していました。 とくに公式サイトはコンサート情報と短いメッセージのみで、ただの記録サイトのような運営になってしまっていることに問題を感じていました。
また、依頼して作っていただいたサイトなので、素人の自分には更新や調整が難しいことも悩みでした。 ブログはほぼピアノ関係の記事を書き続けていて読者さんも増えてきたので、2つのサイトを統合して、ピアノを弾いている自分も教えている自分も、また言葉を綴っている自分も含めてひとつのサイトにしたいという思いがありました。
――発信できる知識が多い、崔さまならではのお悩みですね。どのようにしてNew Standardと出会ったのでしょうか?
崔:2つのサイトを統合するにあたり、次の特徴をもつサイトにしたいと考えました。
・フリーランスの音楽家として、プロフィールも活動内容も、そして発信内容もひとつのサイトにわかりやすくまとまること
・トップページ上での「コンサート案内/プロフィール/ブログ記事/その他お知らせ/お問い合わせ」など複数のコンテンツの視認性やアクセス性が高いこと
・全体のデザインが美しいこと
・カスタマイズが難しすぎないこと、自分で管理できること
これらを兼ね備えたテーマを探していて、ノートにサイトのイメージ図をスケッチしたりもしていました。 そんな中見つけたのがNew Standard で、「これだ!」と思いました。
――まさにめぐり合わせですね。実際に導入されていかがでしたか?
崔:まず、サイトとしての完成度が格段に上がりました。 見やすくなった、素敵なサイトだと言っていただけることも増えましたし、定期的にコンサート情報をご覧になる方や、ブログ更新を楽しみにしてくださっている読者の方もおられてありがたいです。
――それは嬉しい反応ですね。
崔:また、ビジネスに関するサイト作成機能も豊富です。フレキシブルページ機能を通じてランディングページを活用してオンラインサービスのお申し込みが増えた経緯もあります。 いまはホームページ単体ではなくSNSと併用してご案内したり読者の方とコミュニケーションをとったりしています。
――フレキシブルページはVer3から搭載した機能で、トップページやランディングページを思い通りに作れます。ご活用いただけて何よりです。
崔:LINEやYouTube等のご案内も、簡単にトップページやサイドバー、記事下に貼れるので、公式サイトやブログ記事から登録してくださっている方が大半です。 それから、サイト運営がますます楽しくなりました。 情報の更新だけでなく、使っている中でページレイアウトや使い勝手など、「もう少しこうしたいな」と思いながら手を加えていく過程も、大変ですが楽しいものです。
――崔さまは、さらにご自身でもカスタマイズをなされていますね。
崔:多くのことはこのテーマの機能が兼ね備えていますが、小さなカスタマイズはネットで調べて自分なりに追加しています。 現在は、ピアノ演奏や練習に関する具体的な記事のみをサブディレクトリに移動させ姉妹サイトとして運営し(こちらは別テーマ使用)、主サイトにNew Standard を使っています。 これがとても運営しやすく、読者さまにとってもおそらくわかりやすい、情報を探しやすいのではと思っています。
――最後に、購入を検討されている方にアドバイスをいただけますか?
崔:ブログ記事を書きたいだけでなく、ご自身や団体の活動理念やメッセージ、活動内容、また自社商品やサービスなど、発信・案内したい内容が多岐にわたる方にとくに役立つテーマだと思います。 サイトにアクセスしたときに、ブログ記事だけでなく、いろんな要素が目に入りやすいです。
何をメインに見てほしいか? 活動を知ってほしい? ブログを読んでほしい? 特定のページを見てほしい? 制作者の工夫しだいで、いくつもの可能性があると思います。
また、これらの設定やカスタマイズに、高い専門知識や技術は必要ありません。WordPressのダッシュボード上の設定でできることがほとんどで、マニュアルを見ながら一つ一つやっていけばサイトが完成しました。 ブログを含んだ総合的なサイト運営に、「かゆいところに手が届く」テーマと言えます。
——貴重なお話をありがとうございました。今後とも末永くNew Standard をご愛用いただければ幸いです。