WordPressの勉強法|初心者がWebサイトを制作・運営できるまでの学習法

 

Webサイトの制作で欠かせない存在であるWordPress。

世界の市場において、WordPressの市場シェアはウェブサイト全体で41.0%です(W3Techsによる2021年の統計)。2位のShopifyが僅か3.4%なので、大きく引き離していることがわかります。

しかし、初心者にとってWordPressは難しいと考えられがちです。

そこで今回の記事では初心者向けに、制作会社へ依頼せずに自分のWebサイトを制作・運営できるようWordPressを勉強しながら作っていく方法をご紹介します。

WordPressの勉強の流れ

WordPressの勉強の流れを、以下にまとめました。

  1. 書籍を用意
  2. サーバー・ドメインを用意
  3. WordPressをインストールし、書籍を読みながら制作
  4. 不明点は質問
  5. 公開
  6. Webサイト運営のためのおすすめ本
  7. さらにWordPressのデザイン・カスタマイズを学ぶ

上から順番に解説していきます。

1. 書籍を用意

書店やネットで、書籍を購入します。

初心者向けにおすすめのWordPress関連の書籍は、「いちばんやさしいWordPressの教本第4版 5.x対応 人気講師が教える本格Webサイトの作り方」です。(価格:税込1,738円)

引用:インプレス ブックス

初心者にとってハードルの高いHTML・CSSコーディング(コードを入力する作業のこと)を行うことなく、「WordPressとは何か」からやさしく解説しています。会話形式での進行、イラストの多用、比較表の使用などにより、視覚的に理解しやすいこともおすすめの理由です。

書籍を選ぶ際は、新しく出版された初心者向けの入門書を選びましょう。

なお、書籍はWordPressをインストールしたあとに使用します。

2. サーバー・ドメインを用意

次に、サーバーとドメインを用意します。

それぞれ簡単に説明すると、サーバーは「インターネット上の土地」、ドメインは「住所」のような存在です。

サーバーを自身で構築すると多くの費用と手間がかかるので、「レンタルサーバー」の利用が一般的です。費用が高額になるほど大容量で表示速度が速いなど、価格と性能は比例します。

レンタルサーバーは、エックスサーバー、mixhost、さくらのレンタルサーバなどが有名です。

好きな文字列を指定できる独自ドメインを用意するには、ドメイン取得サービスを利用します。会社やお店の名前を含めることで、信頼性が高められる点がメリットです。

取得には登録費用が必要で、1年ごとに更新費用を支払わなければなりません。人気のある希少な文字列はプレミアムドメインと呼ばれ、高額で取引されています。

有名なドメイン取得サービスは、お名前.com、ムームードメイン、Star Domainなどです。

ドメイン取得サービスとレンタルサーバーが違うと設定が面倒なので、初心者の場合はレンタルサーバーが用意する初期ドメインやサブドメインサービスを使うのも良いでしょう。(サブドメイン取得は、レンタルサーバーが所有するドメインの一部を間借りするような状態になる)


ドメイン取得後は、レンタルサーバーのマイページ内でドメイン設定(サブドメイン設定)を行います。

ドメイン・サーバーの取得手順とおすすめサービス

3. WordPressをインストールし、書籍を読みながら制作

ドメイン設定が完了したら、WordPressをインストールします。

WordPressは、PHPというプログラミング言語で開発されているソフトウェアのことです。

初心者の場合は、レンタルサーバーが提供する「WordPress簡単インストール機能」の利用をおすすめします。

引用:エックスサーバー

WordPressをインストールする作業は難しいのですが、当機能を使えば簡単でスムーズにインストールできるからです。

インストール設定の際に必要な情報は、以下のとおりです。

  • インストール先のURL
  • ブログ名
  • ユーザー名
  • パスワード
  • メールアドレス

インストール後は、WordPressのテーマを選びます。

デフォルトで設定されているテーマ「Twenty Twenty-one」でもサイトは作れますが、どうしても特徴に乏しいブログのようなサイトになってしまいますので、初心者でも目を引くサイトを作成したい場合は有料テーマをおすすめします。

引用:New Standard

集客のプロである弊社ninoyaでも有料のWordPressテーマ「New Standard」を開発&販売しています。

プログラミングの知識がなくても自由にデザインをカスタマイズできるうえ、14日間の無料体験やユーザーマニュアルなどサポートにも力を入れています。事業向けに特化しているので、企業やフリーランスにもおすすめです。

テーマを選んだあとは、書籍に従って管理画面から設定を進めていきます。

4. 不明点は質問

不明点は、検索または質問しましょう。

WordPressサポート」というWordPressの公式サイトでも検索や質問ができるほか、無料で相談や質問を受け付けているサイトなどもあります。

New Standardに関することでわからない場合は、NSテクニカルサポートを利用しましょう。購入時には「30日間無料サポート」が付帯するほか、30日を経過しても有償で質問することができます。

5. 公開

WordPressの設定が終われば、あとは公開です。

6. Webサイト運営のためのおすすめ本

Webサイト運営におすすめの参考書は、「ふりむかせる技術(送料・税込1,480円)」です。

引用:Ninoya

サーバーやドメインといった基本的な知識から、SEOやWeb集客の指標、FacebookやTwitterなどのSNS運営といった上級者向けの知識まで幅広く掲載しています。

イラストを多用してポイントを押さえて説明しているので、初心者にもおすすめ。

集客を重視したい人は、ぜひ一読してみてください。

7. さらにWordPressのデザイン・カスタマイズを学ぶ

さらにWordPressのデザインやカスタマイズを学ぶ方法は、大きく2つあります。

  1. 独学で学ぶ
  2. スクールで学ぶ

それぞれ、簡単に解説します。

学習①:独学で学ぶ

これからWordPressを勉強する人にとって独学は飽きやすい一方で、費用を安く抑えることができるメリットがあります。Webサイトや動画サイトでも学習コンテンツはたくさん提供されていますが、書籍でWordPressの使い方を学ぶ方が効率的です。

本格的に学習するなら、「〔改訂版〕 WordPress 仕事の現場でサッと使える!デザイン教科書〔WordPress 5.x対応版〕(税込3,058円)」がおすすめです。

引用:技術評論社

基礎知識や独自テーマの作成手順、プラグインの活用からサイトの運用テクニックまで、案件を受注するまでに必須のスキルが身につくような内容が掲載されています。

学習②:スクールで学ぶ

スクールで学ぶには初期費用が発生しますが、プロの講師にWordPressの基礎を学べるメリットがあります。時間や場所、交通費などがかからないe-ラーニングが便利です。

有名なところだと「日本e-Learning大賞」を受賞したプログラミングスクール「テックアカデミー」。WordPress向けのコースも豊富に用意されています。

引用:Tech Academy

受講生一人に対してプロのエンジニア講師がついて、最後までプログラミング学習をやりきる「パーソナルメンター制度」が大きな特徴です。

New Standardの魅力~お客様の声~

New Standardを実際に利用されているお客様の声を、いくつかご紹介します。

【WOOD STUDIO KUZE’S 久世 智也様】

私の場合はホームページビルダーからの変更でしたので、サーバー選びからドメインの取得、WordPress のインストールや設定など大変でした。でも、New Standard のマニュアルにはそれらの設定方法も詳しく説明されているので、見ながら無事に設定できました。また、サポートもあるので心強かったです。

New Standardは、サポート力の高さも大きな魅力です。

事業用WordPressテーマでありながら、マニュアルやテクニカルサポートが管理されているほかデザインなどを外注することもできます。

「プロに作ってもらったの?」と周りに聞かれる完成度に満足しています《事例インタビュー》

【ピアニスト 崔 理英様】

何をメインに見てほしいか? 活動を知ってほしい? ブログを読んでほしい? 特定のページを見てほしい? 制作者の工夫しだいで、いくつもの可能性があると思います。

また、これらの設定やカスタマイズに、高い専門知識や技術は必要ありません。WordPressのダッシュボード上の設定でできることがほとんどで、マニュアルを見ながら一つ一つやっていけばサイトが完成しました。 ブログを含んだ総合的なサイト運営に、「かゆいところに手が届く」テーマと言えます。

New Standardなら、低予算でプロが作ったようなページに仕上がります。

特筆すべきはデザイン性の高さで、たとえば見出しひとつを取っても「見出しデザインを選べる」「見出しから目次を作成する機能がある」と、豊富な機能があるのです。

専門知識や技術がなくても、制作者の創意工夫に応えてくれるテーマです《事例インタビュー》

【小谷製菓 小谷哲也様】

自分たちで更新したり、画像を変更したりできる点が便利でした。修正したい点があっても、業者に対応してもらうと費用がかかりますが、自分たちで細かな修正や更新情報をアップできるので助かっています。

New Standardを利用すると、低予算でWebサイトを制作できることも特長です。

制作会社に依頼してWebサイトを作るとコストがかかりますが、New Standardなら低価格で思い通りのサイトに仕上げることができます。

さまざまな事業形態にマッチする、ほかには無いテーマです《事例インタビュー》

有料テーマを試して選ぶ新常識

最後にご紹介です。事業用WordPressテーマ「New Standard」では、14日間の無料お試し体験を設けています。

お申し込み後、専用サンプルサイトをお一人ずつお届け。製品版と変わらないすべての機能をお手元で体験いただけます。テーマ選びにお悩みの方は、この機会を逃さずお試しください。

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