ドメインの取得・更新費用一覧

ドメインには無料で使用できる共有ドメインと、自分専用に取得する独自ドメインがあります。
例えば、はてなブログで無料ブログを作る際には、https://★★★★.hatenablog.com/のような共有ドメインを使用。
★★★★の部分には、自分の好きな文字列を指定することが出来ます。
(先に誰かが使っていなければ、ですが)
もちろん個人のブログであれば、共有アドレスに何の問題もありません。
ですが、企業所有のコーポレートサイトの場合はいかがでしょうか?
独自ドメインをコーポレートサイトに採用するメリットとしては、
- 企業サイトにふさわしい信頼感、安心感を訪問者に提供出来る
- 同様に企業アドレスのメールアドレスが、社員全員で使用出来る
- サービス終了で使えなくなる共有ドメインと異なり、永続的に使用出来る
などがあげられます。
コーポレートサイト用のドメインなら、独自ドメイン一択であることがお分かり頂けると思います。
この記事では、ドメイン取得・更新にかかる費用についてお話します。
ドメイン費用の内訳
独自ドメインは買い切りの商品ではありません。
まず取得時に年単位の先払いで取得費が発生します。
もともと高額なものではありませんが、複数年契約の方がお得になっています。
次にかかるのが、年単位の契約を延長する際に発生する、更新費です。
更新手続きを忘れてしまうと、ドメインの使用権を失ってしまいます。
手放す予定がないのであれば、自動更新を利用しましょう。
また、ドメイン費用には定価はありません。
ドメイン業者によって、取得費、更新費、ともに値段の違いがあります。
さらにレンタルサーバーとのセット割引や、取得費割引キャンペーンなどにも要注目。
なかにはレンタルサーバー契約中は取得費、更新費、永久無料というものまで。
いくらで購入しても、同じドメインなら何の違いもありませんし、きちんと比較してお得なところを選びたいですね。
ドメインの取得・更新費用一覧
前項の続きになりますが、ドメインをオトクに取得するためには、まずは業者比較から。
ここではドメイン取り扱い各社での、.comドメイン、.jpドメインの費用比較をしてみます。
(いずれも調査時 2021年5月下旬時点の価格になります)
.com | お名前.com | Star Domain | ムームードメイン | Xdomain | バリュードメイン |
取得費用 (1年) |
1 | 968 | 1,012 | 1 | 990 |
更新費用 (1年) |
1,408 | 1,298 | 1,628 | 1,298 | 1,408 |
.jp | お名前.com | Star Domain | ムームードメイン | Xdomain | バリュードメイン |
取得費用 (1年) |
480 | 2,596 | 2,035 | 500 | 2,035 |
更新費用 (1年) |
3,124 | 2,596 | 3,344 | 3,102 | 3,124 |
一覧で見てみますと、各社の値段のバラツキが大きいことに驚かれたのでは?
費用の安さだけで決めるなら、.com、.jp ともに、Xdomainの一人勝ち。
ですが、それだけで決めてしまうのは早計です。
慣れた方には無用の心配になりますが、ドメイン取得とサーバーレンタルを別会社に依頼する場合、設定する項目が増えるのです。
該当ドメインでアクセスしてきた接続を、どこのサーバーに向かわせれば良いのか?
ドメイン、サーバーが別会社の場合は、ドメインの契約先で「ネームサーバー」の設定をしなければなりません。
難解な設定ではありませんが、不慣れな方にはハードルが高いかも知れません。
この設定が、ドメイン、サーバーを同じ会社で契約した場合は不要になるのです。
Xdomainのサーバーをレンタルする分には、もちろん問題はありません。
ちなみに、Xdomainを運営するXserverでサーバーをレンタルする費用は、月額990円~。
上の表で見ると一見高そうなムームードメインの場合、同じGMO系列のロリポップサーバーが該当します。
ロリポップサーバーでWordPressを利用出来るプランの費用は、月額220円~。
もちろんネームサーバーの設定を気にしなければ問題はありません。
ですが、しなくても良い設定は出来るだけ避けたい・・・という方は、サーバー費用も含めて選択されることをオススメします。
独自ドメインの取得方法
独自ドメインを取得する際の流れをおおまかにご案内します。
ご自分でされる際のシミュレーションに、お読み下さい。
(1)トップレベルドメインの決定
まず最初にトップレベルドメインをどれにするか、考えます。
一番一般的なのは「.com」ですし、企業サイトということで「.co.jp」を選ぶのも一つでしょう。
基本的にはお好みで決定してしまって大丈夫です。
(2)セカンドレベルドメインの決定
続いて肝心なセカンドレベルドメインを決めましょう。
セカンドレベルドメインは、■■■■■■.comでいうと■■■■■■の部分のこと。
コーポレートサイトでは企業名が入るはず。
決まり次第、ドメインとして取得出来るか確認しましょう。
セカンドレベルドメインの内容によっては、先に取得されてしまっているケースもあるでしょう。
特に、社名が一般的な単語だけで構成されている場合に起こりがちです。
その際は、他のトップレベルドメインを試すのが一番簡単です。
多様なドメインがありますので、
- .builders(建築関係に)
- .industries(工場関係に)
- .camera(カメラ店に)
- .cleaning(クリーニング店に)
など、業態にハマるものを選択するのも一つです。
また、メリット・デメリットありますが日本語ドメインの選択も検討してみましょう。
(3)契約
内容が決まりましたら、あとは契約手続きをして完了となります。
契約に際し、複数のメールが届きますので、紛失しないようご注意下さい。
なお、別記事で図解入りでの説明もありますので、併せてお読み下さい。
ドメインの取得が不安な方は、New Standardの「はじめてセット」がおすすめ
さて、ドメインの取得・更新費用について見てまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
いくつか見慣れない会社の選択や、設定の話なども混在しますので、サイト関係に不慣れな方にはとっつきにくくお感じになられかも知れませんね。
ドメインの取得から始まるサイト作りは、調べながら時間をかければ、初めてで不慣れな方でも出来ないことはありません。
ですが、ここで時間をかけて出来るようになったとしても、ここの作業はサイト作りの最初に1回行うだけですし、得た知識はあまり他に使いみちもなさそうです。
ならば、サイト作成時のドメインの取得については外注を行い、浮いた時間を本業に当てるのも企業人としては正しい選択肢かも知れません。
そこでオススメしたいのが、弊社のWordPressテーマである New Standard を中心に、初心者の方を対象に準備させて頂いた『はじめてセット』です。
このセットの中心は何と言っても、既に200社様以上にコーポレートサイト用テーマとして採用して頂いたWordPressテーマ、New Standard。
このテーマに、
- ドメインの取得(ムームードメイン「3,040円以下」12ヶ月分)
- サーバの取得(ロリポップ「ライトプラン」12ヶ月分)
- WordPressのインストール
- New Standardのインストール
- テクニカルサポート初月無料
まで含まれており、未経験ながらコーポレートサイトを作らなければならない担当者様から非常に高い評価を頂いております。
14日間無料体験も実施中ですので、ぜひこの機会にご検討下さい。