「もう、肩を落として帰るお客さまを見たくない」 私たちがWordPressテーマのあたらしい定番をつくる理由

WordPressテーマ「New Standard」の開発元である株式会社ninoyaは、Webマーケティングのコンサルティング事業を中心とした会社です。そんな私たちが、なぜ小規模事業者を対象にしたWordPressテーマを開発したのか。そこには、ある共通するお客さまとの出会いがありました。

やっぱり、それくらいの金額はかかりますよね

はじめまして。私たち株式会社ninoyaは日ごろ企業よりWebマーケティングのご相談を承っています。コーポレートサイトは検索エンジンで「集客 コンサル」と打つと上位に出てくるのでご確認ください。

2015年当時、私たちのホームページには「Webサイト制作」のメニューや文言はいっさい掲載していませんでした。また、サービスは基本的に法人を対象としており、個人の方へは月1回のグループコンサルティングを提供するのみ。

ところが、不思議と多くの個人の方からお問合せをいただきました。ご相談は決まって「ホームページをつくりたい」あるいは「ホームページをリニューアルしたい」というもの。しかし、せっかくお問合せをくださるならとお会いするものの、お見積の金額が合わずに終わるものが大半でした。

それもそのはず。私たちが提示するお見積と、お客さまが希望されるご予算とでは、ときに桁を一つ越えるほどにギャップがあったのです。

「やっぱり、それくらいのお金はかかりますよね……」

そうして肩を落としてお帰りになるお客さまを幾度とお見送りしてきました。

ホームページをつくりたいと望まれるお客さまは、これから会社を起こしたい、あるいは新しい事業を起こしたいとお考えの方が大半でした。当時の私たちも会社を立ち上げてわずか1年。事業の成功確率を上げるため、少しでもクオリティの高いサイトをつくりたいお客さまの気持ちは痛いほど分かりました。

そして、それを形にしてくれるだろうと弊社を頼ってくださることにも……。

お客さまがお話される”ある共通点”

お客さまとの打合せを終えたある日、ふと営業日誌を振り返りました。日々の打合せ記録を付けているものです。すると、あることに気が付きました。それはホームページを希望されるお客さまが仰る要件の多くが重なっていたことです。

・ホームページもブログもまとめたい

・自分であらゆるページを更新したい

・メニューバーも簡単に更新したい

・バナーとかを簡単に出せるようにしたい

・スマホでもタブレットでも見れるレスポンシブデザイン

・素材はつくれないから文章が映えるデザイン

・できれば物販もしたい

・きちんとした問合せフォームを付けたい

・お客さまの予約を取れるようにしてほしい

小規模な事業者がホームページから売上を立てる手段は、基本的に以下の3つです。

  • 問合せを受ける
  • 予約を受ける
  • 物を売る

これらの機能を備えたモダンなデザインのWordPressテーマがあれば、大半の要望は満たせるのでは? そう考えて国内外のWordPressテーマを調べてみました。すると、そこからひとつの問題点が見えてきたのです。

過分も不足もないWordPressテーマ

海外のWordPressテーマを覗くと、お客さまの希望を満たせそうな多くのテーマを見つけられました。ただ、多機能ゆえにカスタマイズを前提としたものが多く、HTMLやCSSに明るくないお客さまが思い通りに使いこなすのが難しいことは容易に想像できたのです。

一方で国内のWordPressテーマ。国外と比べると使い勝手は良いのですが、大半のものが、飲食店やサロンなど“ある事業やサービスを前提とした”ものでした。そのように、事業が固まっている方にはよいのでしょうが、私たちのもとに来られる多くのお客さまは、事業がかっちりと定まってはいない方がほとんど。

自分でページを改修したい。それは事業の展開に応じて、適切にホームページを改修したいという要望にほかなりません。変化の激しい時代。いくら制作前に要件定義をしても、市場の状況が変われば事業も変わります。必然的にホームページもスピーディーに変えていかざるを得ません。その度に予算を捻出できる事業者が、一体どれだけいるでしょうか?

それなら自分たちの手でつくろう。お客さまの事業に寄り添える、過分も不足もないWordPressテーマを――。私たちは、そのように考えたのです。

日本のWordPressテーマのあたらしい定番

そうして生まれたのが、New StandardというWordPressテーマです。日本のWordPressテーマのあたらしい定番になれるようにと名付けました。

リリース後、多くの反響をいただきました。

「New Standardに変えたらすぐにお客さまからの問合せが入った」

「ずっとやりたかった事前予約も物販も始められた」

「ブログを書くだけでPVがどんどん伸びてます」

私たちのオフィスには、お礼のお手紙や贈り物も並びました。

しかし、日本のあたらしい定番を目指すからには、現状に満足せず機能もデザインもブラッシュアップしていかなければいけません。New Standardに対するお客さまの期待は高く、日々さまざまなご要望が届いています。

トレンドを追うのではなく、競合調査に勤しむのでもなく、ご利用いただいているお客さまの声に耳を澄ませて……。New Standardはこれまでも、これからも改修を続けていきます。

いつか、私たちのテーマとお客さまの事業がともに日本のあたらしい定番になる日を夢見て――。