Googleアナリティクスとサーチコンソールの見方(UA版)

アクセス解析やHP運営のためのツール、Googleアナリティクスとサーチコンソールの基本的な使い方について解説します。使い方がわかれば誰でも使っていくことができます。チャレンジしてみてくださいね。

※ 2023/6/31 を持って旧GA(UA)が廃止され、GA4がGoogleアクセス解析ツールの標準となります。本記事では旧GAの設定について解説しています。GA4の解説は以下記事を参照してください

Googleアナリティクスとサーチコンソールの見方(GA4版)

Googleアナリティクス

それでは早速、Googleアナリティクスの簡単な使い方について見ていきましょう。

Googleアナリティクスの公式サイト

Google アナリティクス公式サイト – ウェブ解析とレポート機能 – Google アナリティクス

ユーザーサマリー

Googleアナリティクスにログインしたら、画面の左側にメニューが表示されていますね。「ユーザー」メニュー内にある「サマリー」を選択してください。

「ユーザー」の「サマリー」を選択する

すると、下記のような画面が表示されるかと思います。

ユーザーサマリー

このページを見ることで、HPを訪問してくれたユーザーについて見ることができます。閲覧できる項目のうち、代表的な7項目についてまとめておきましょう。

セッション
HPへの訪問数です。
ユーザー
HPを訪問したユーザー数です。
ページビュー(PV)
ページの合計閲覧数です。
ページ/セッション
1回の訪問(セッション)あたりのページ閲覧数です。
平均セッション時間
1回の訪問(セッション)あたりHPを見てくれている時間です。
直帰率
1ページだけ閲覧してすぐに返ってしまったユーザーの割合です。
新規セッション率
新しくHPを訪問してくれたユーザーの割合です。

集客サマリー

次は、集客サマリーです。同じく画面左側のメニューから「集客」の中にある「サマリー」を選択してください。

「集客」の「サマリー」を選択する

下記のようなページが表示されたでしょうか。

集客サマリー

このページは、訪問者がどういった経路でHPにたどり着いたのか知ることができます。流入経路と言ったりもしますね。

アクセス解析では、この経路を4つのチャネルに分類しています。簡単に解説しておきましょう。

Organic Search
GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入です。
Direct
ChromeやSafariなどのブラウザに、直接URLを入力した場合の流入です。
Referral
リンクからの流入です。
Social
TwitterやFacebookなどのSNSからの流入です。

行動サマリー

3つ目は、行動サマリーです。画面左側の「行動」メニューから、「サマリー」を選択してください。

「行動」の「サマリー」を選択する

行動サマリーが表示されました。

行動サマリー

その名の通り、ユーザーの行動について知ることができるページです。ページビューや離脱率など、上でご紹介した項目も表示されていますね。

ここでは一つだけ、ページタイトルを見る方法についてご紹介しましょう。画面右下に、ページのURLがページビュー数順に10件表示されています。URLだと少しわかりづらいので、日本語の表題に変えてみましょう。

「サイトコンテンツ」欄にある「ページタイトル」をクリックしてください。右下のURL表示が日本語の表題に変わるので、見やすくなりますよ。

「ページタイトル」をクリックする

サーチコンソール

次は、サーチコンソールの基本的な使い方です。

サーチコンソール公式サイト

Google Webmasters – Support, Learn, Connect & Search Console – Google

ダッシュボード

サーチコンソールにログインしたら、左上の「ダッシュボード」をクリックしてください。

「ダッシュボード」をクリックする

サーチコンソールのダッシュボードが表示されました。

ダッシュボード

サーチコンソールで管理しているHPの概要は、このページから見ることができます。エラーやペナルティがある場合は、この画面に表示されます。日ごろからチェックしておくようにしてくださいね。

検索アナリティクス

検索キーワードについて見てみましょう。検索アナリティクスという機能を使います。

以前はGoogleアナリティクスで検索キーワードが見られたのですが、GoogleのSSL化によってそれができなくなってきました。それだけに、サーチコンソールでキーワードが見られる検索アナリティクスはとても重要なんです。

検索アナリティクスの使い方です。「検索トラフィック」から「検索アナリティクス」を選択してください。

「検索トラフィック」から「検索アナリティクス」を選択する

検索アナリティクスの画面が表示されました。

検索アナリティクス

検索キーワードが一覧で表示されていますね。画面上に、キーワードの絞り込み欄があります。クリック数やデバイス、期間などの項目で絞り込みをすることができます。代表的な4つの項目について、簡単に解説しておきましょう。

クリック数
検索結果でHPがクリックされた回数です。
表示回数
検索結果にHPが何回表示されたか。
CTR
どれだけクリックしてもらえているのかの割合。
掲載順位
検索結果でHPが何番目に表示されたか。

あとがき

Googleアナリティクスとサーチコンソールの基本的な使い方について見てきました。ご紹介した以外にも便利な機能がたくさんあるので、ぜひいろいろと使ってみてくださいね。